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[南ドイツ・いきあたりばったり] |
ロマンチック街道・バイエルンアルプス |
2009/9/25(金) 午後 2:45 |
先月、フランクフルトでのレンタルバイク初挑戦は予行演習で今回が本番。
実を言えば、アレは「ホーエンシュバンガウ城」の方じゃないか・・と後ですこし反省もしたのだが(笑)、 |
![]() 後はまたドイツ方向へと一直線。 |
![]() ドイツの田舎を走っていると、すれ違う殆どのライダーが左手を低く挙げ、もしくは下げ合図してくる。 最初は応対に戸惑ったが、そのうちに慣れ、ちょっとした仲間意識を共有するような気分になる。 日本では多少のわざとらしさがあって、どうも馴染めないのだが、コチラではごく普通に合図を交換しているようだ。 考えてみると、右側通行なのでライダー同士は左側にすれ違い、左手での合図をしやすいのだ。 左側通行の日本ではアクセル担当の右手を放すことになり、ワザとらしくなってしまう。 まあ、私の場合、左手でも上げるほどの余裕はなく、軽く会釈する程度。 「ヘコヘコするな」とヨメに叱られる。 多分ウチのヨメのことだ、派手に後ろから答礼していることだろう(笑)。 ![]() 最後のトイレ休憩。 村唯一のレストランでコーヒーをいただく。 ![]() 静かでのどかな国境の村。 こんなところで憩っている村の人達に混じってコーヒーが飲めるなんて、バイク旅行の醍醐味だね。 Ettalの町からアウトバーンA95に入り、ミュンヘンへ一直線に帰る。 ![]() 最初140キロで走行していたが、後ろからビュンビュン車に抜かれていく。 一時間もこの速度だとしんどい。 一台だけ最右車線をのろのろ運転をしている小型車がいたので、後ろについて走ることにする。 速度を確認するとそれでも120キロ。 これが、のろのろ運転に見えてしまう。 この車はまったくペースをくずさず、稀にそれより遅い貨物車があるとその時だけ追い越し車線に出て抜いて元の車線に戻る。 私もその後を一定距離で付いていく。 ミュンヘン到着8時。すっかり暗くなっていた。 で、ここでホテルまで後2,3キロという街中で間違えて段差のある歩道に乗り上げてしまい、 転倒してしまった。うちゃぁ。やっちまったぁ。 近くで遊んでいた子供が携帯電話で通報してくれ、救急車は来るわ、警察は来るわ、大騒ぎ。 一時はどうなることかと思った。 とりわけ、翌日午後帰国便に乗らねばならないので足を打ったらしいヨメを病院に担ぎ込まれ ると、非常に面倒なことになる。 結局、ヨメは大丈夫と言うので、救急車のお兄さんお姉さんにバイクを起こしてもらい、警察の お兄さん、お姉さんにホテルまでの道を教えてもらい、何とか事態は収拾。 ![]() 旅行最後の夜をザウワークラウト添えのソーセージにビールで過ごし、この程度のアクシデントでバイクでのバイエルン迷走を終了できたことに感謝と乾杯。 ![]() 実を言うと、翌朝、ショップにバイク を返しに行こうとして、今度は スピード違反で本当に警察に 捕まっちゃったのだ(苦笑)。 交通担当警官(女性): |
![]() 転倒事故にスピード違反? アンタ、クレージーなライダーだねぇ。
・・・まあ、いろいろ面白い体験が出来たことには違いない。 |
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