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ゲッレールト温泉ホテル (中欧3-2) |
本日の宿、ダニュビス・ゲッレールト着。 ![]() なるほど、曰くのありそうな建物である。 ダニュビス(Danubis)はドナウ地域のとかいう意味だろう。 地元の大手ホテルチェーンの名で、昔からあるこの派手な温泉施設を買い取ってホテルにしたのだろう。 「ゲレールト」はドナウの左岸の丘の名前。 丘の上にはシタデル(要塞)があり、私は40年前に登った記憶がある。 ![]() 温泉施設の入り口はホテルの側面のシタデル公園の登り口にあり、我々の部屋はこの温泉入口のドーム型ゲートの真上の古代ローマ風の二本の円柱に囲まれた2層の部屋(oo) !! ![]() 今年の旅行はルーマニアかブルガリアに、とかヨメは言い少しは資料を集めていたらしい。 思えば20年前に初めて二人で旅行したのがサラエボ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)で、ヨメのイニシアチブだった。彼女にはそんな趣味があるのだ。 当時も私は躊躇した。が押し切られた。 今回も必死の抵抗を試み、結局少し譲歩してもらってハンガリーくらいで折衝交渉が成立。 20年前にはウィーンからボスニア戦争直後のサラエボに飛んだが、今回はウィーンから鉄道でハンガリー。至って平和な旅である(^^; 思い出すのもコワくって20年前の戦火跡のなまなましい雪のサラエボ旅行記にはまだ手を付けていない(^^; ![]() 昨日、ネットでホテルを探すと旅行案内に出ていたゲッレールト温泉を擁するこのホテルが案外格安で出ていた。 なんだかおのぼりさん専用風、どんなだろう、ワクワクとか(^^; 昔の旅行案内書にはこのホテル宿泊者は無料で温泉施設が利用できる、とあったが最新情報では無料ではなくて割引だけらしい。 フロントで確認すると30パーセント割だった。 40年前に私はエリザベート橋を渡って別の温泉施設ルダッシュに行った。 まあ、何というか「トルコ風呂」といえるような雰囲気だった。 よく言えばギリシャ風の公共浴場だが、現代では少々古臭いカビ臭いリゾート施設(^^; まあ、このホテルのパンフレットの浴場の写真を見てくれ→ ![]() 延々と廊下を歩かされ、90度曲がらされ、中途半端な階段を降り、ウチの部屋に。 ![]() え?何だいこの部屋。 ツインルームの向こうに吹き抜けの居間があり、階段が上に伸びている。 ![]() なんと、階段を昇るとツインルームの上階に更にツインルームとバス・サニタリルームが。 ![]() 二家族同居可能なメゾネットタイプだった。 ![]() ホテルや部屋は少々古くさいが、何ちゅう豪華絢爛・・・・ まあ、しかしこの二階の寝室を使うことはなかったのだが(^^; ![]() 居間の外のバルコニーはホテル側面のゲレールト温泉玄関のアーチの丁度上。 バルコニーから階段を5、6段登ると玄関張り出しの上に出る。 ![]() 旅装も解かず、あれよあれよ、と先ず写真を撮りにバルコニーに(^^; ![]() 身を乗り出すとドナウに掛かるリバティ橋が正面に。 ![]() これが、自室のバルコニーなんだぜ。 多分、昔は豪華絢爛そのものだったのだろうが、今では少々古臭い感覚に(^^; ![]() さて、ホテルの探検と温泉入浴は夜にゆっくりするとして・・・(^^: ←何だいコレは。 さっそくブダペスト観光に出かける。 自室の目の前のゲレールトの丘のシタデルに登りかけたのだが、かなりの坂が続くので途中の教会前の踊り場で写真を撮って引き返す。 ![]() この丘に登るよりはドナウに沿ってもう一つ向こう側の王宮のある丘に登る方がいいようだ。 そっちはケーブルカーで昇れるらしいんで(^^; up:2019/10/4(金)1:40 vp:2019/12/18(水)13:34
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ブダ王宮 |