ブダ王宮  [中欧いきあたりばったり目次]  ゲッレールト温泉の朝...

  鎖橋から市民公園へ (中欧いきあたりばったり3-4)


'19 9月15日(日)4
プラハのカレル大橋同様、ブダペストのセチェーニ鎖橋も観光案内本の表紙に写真が載る第一の観光名所である。

よし、撮りまくるぞ(^^)v
上の写真の橋のガードレールの上にちょこんと乗っているのは国会議事堂。
望遠で見るとなかなかの威容。

今は西日でペスト側がライトアップされているのだ。

影になってくすんだブダ王宮側もなかなかいい色合いではないか。

やはり構図としては鎖橋から王宮がいい。




ペスト側の緑地でしばらく地図を検討。

とりあえずセーチェーニ温泉のある市民公園までバスで行くことにする。

途中、ちらりと聖イシュトバーン大聖堂が見えた。
繁華街の突き当りが市民公園。
入口は英雄広場というらしい。


広場を越えて公園敷地に入る。
セチェーニ温泉とは別の地域に瀟洒な城館が見える。
ヴァイダフニァディ城。

なかなかの風情なので、温泉見学よりもソチラに足が向く。


城門の上に怪しい人影が。

望遠でないと人形とはわからない。

なんだかエラーイ人人である。

城館の中は屋台村になっていた。土曜の夜なのでか?


美味そうなローストチキンの大規模な屋台。

少々行き過ぎたところで、皆簡易テーブルでチキンにかじりついているのをみて、急にお昼まともに食ってなかったのを思い出し、戻って「チキン一つ」注文。

「チキンじゃない。ダックだ。」とのこと(^^;

一個3000Ft、一つのつもりだったのに二本盛ってきた。
6000Ftか、少々高い、と思ったが丁度6000サイフにあったので購入。

ケルチ駅でとりあえず10000Ft両替してきたのだが、王宮ケーブルカーのお釣りが6000ちょっと。

ビールが飲みたいのだが、現金はこれですっからかん。

屋台じゃカードは使えんのだ。

ま、いいや。  とりあえずローストダックにかじりつく。

さすがに見かけ通りうまかった。

さて、今からまっすぐホテルに帰って温泉に入らんとゆくりできん。夜10時までだったか。

セーチェニ温泉の方を見学する余裕はなく、急いで地下鉄でホテルに。
ブダペストの地下鉄のこの路線は天井が低く、車両も小さい。

タイル張りの壁にヨーロッパで三番目に開通した古い地下鉄の雰囲気がある。
改札口(日付印字機)の後ろにはひまそうな老人が。検札係のようだ。
ドナウ川方向行きのホームを尋ねたが、要領を得ない。
電車から降りてきた男が「あの人は英語は喋れんよ」と言って逆側のホームと教えてくれた。


ゲッレールトホテルに帰り、いそいで水着の上にガウンを羽織り、館内から温泉施設に通じる廊下をたどる。

宿泊者の入浴システムがよくわからんので、一応小銭は持って行った。

昔のゲッレールト温泉の写真が廊下に飾ってあった。
温泉入口ホールを見渡せる開場に受付があり、係の女の子がいる。
ここで部屋番号を記録してもらってロッカーのカギを受け取る。
料金はチェックアウト時に清算するので現金の用意は不要・・・
しかし「もう受付は八時で終了しました」と?
22時終了ではなかったん?
あれはセーチェニ温泉の方だった(^^;
なんと(--;

まあいい、温泉には翌朝はいれる。
では、これからまた町に出掛けて一応何か夜食を。

ホテル内のATMで本日二回目の現金補給。 [10000Ft ← ¥4085]
またバスに乗り、ペスト地区の繁華街へ。

この辺りは一流ブティックが多く、手ごろなレストランが見つからない。

少しドナウ川方向にバスで引き返し、レストランのテラスが連なっている小路に入る。
どこでも良かったのだが、またいつもの癖で「もう少し先まで・・」と各レストランのメニューを見つつ一ブロックほど歩いてしまう。
メニューを見てもなかなか料理のイメージが掴めないのだ。

「こういうときに王将があったらなぁ・・・」と言いつつ、もうブロックの最終のレストランのテラス。
メニューを見ていたら、女の子が「食事?」と声をかけてくる。
「グラウシュスープある?」「ありますよ。」 
じゃ、それでいいや。

これがハンガリー名物のグラウシュスープ。
私はビールが飲めればもう他はいい。
グラウシュにはパンも付いてくるので軽い食事はこれだけでもいいようだ。

なかなか異国ではメニューのイメージが掴めないので苦労するのだが、ハンガリーではこれでいいや、と安心する。

実をいうとプラハでもグラウシュは普通にあって、このあと数回食したのだが、ココのが一番薄くて肉汁の気がない何の特色もない味だった。

しかし、この店のグラウシュが一番安かったので味はそんなもんだろう(^^;

ビール1500Ft, グラウシュ1450Ft
[夜食計 3245ft (10.82EUR) \1176]




ブダペスト第一夜、夜食にもありつけ、まあこれでいいだろう。
トラムでまたドナウを渡りホテルまで。

ちらり、とライトアップされた王宮が見えた。
ホテルも夜の方が何となくヨーロッパ老舗ホテルの雰囲気がある。


やっと落ち着いてホテルのロビーを撮影。

こんなホテルのバーでゆっくり談笑する時間か・・・

部屋に帰り、ベランダに出るとライトアップされたリバテイ橋が見える。

私はこのホテル連泊でもいい、と思ったのだがヨメは「連泊はないな」と。
悪くはないのだが、部屋が古くてそこまで快適でもない。
それに中途半端なメゾネットがやはり中途半端。
では、明日また朝食食いながらホテル探しするか。
今日はもう眠いし、明日朝早いんで(^^;

・・・以来、この旅行では連日違ったホテルに宿泊するハメになる。
最低三泊目は連泊に・・とか合意していたハズだったのに(^^;
up:2019/10/5(土)1:3 vp:2019/12/21(土)12:31
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