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[ザールラント通信]

夏季ドイツ留学・傾向と対策(10)ファイナルカウントダウン

2013/07/31
5 ファイナルカウントダウン
ザールラント大の夏季講座FBからは連日のように参加者の到着日のアナウンスがあり、チューターから現地の天気や荷物造りのアドバイズが入ってくる。
この春以降、ヨーロッパの天候は乱れに乱れ、大洪水の次は大干ばつ、なんと40℃まで行ったようだ。
 
私は準備とか整理とかが苦手で、主としてソレで学業・実業とも大成することはなかった。
スーツケースをようやく買って安心し、後は出発前日ベソかきながら徹夜で適当に詰めればいい、というようなサボり具合だった。
そこを見透かされ、FB上でチューター様からとうとう「早よせぇ!」メッセージが届く。
 
注意 鳴り物入り ↓
 
まさか、鳴り物入りで急かされるとは思ってなかった(^^;
 
●スポーツクラブ:
8月中休講の手続きを申し込むが、休講扱いはないという。
ただし、会員種別を変更し都度会員にすれば、行かなければ実質月会費ゼロ、というのでそちらに切り替え。
 
●フランス国鉄(SNCF)のパリからの切符手配:
当初、パリ→ストラスブールを検索すると100ユーロ超の料金になる。
せっかくフランクフルトより安値だったのでパリ着にしたのに、列車が高ければ話が違ってくる。
パリからにしないでシャルルドゴール空港TGV駅からストラスブールにすると73ユーロ。
更に、シニア割引カードを使うと50ユーロ以下になる。
今回はついでにメッスやナンシーにも行くかもしれないし、帰りもCDG経由なのでシニア割引カード一年有効64ユーロ買っておこうかなと考える。来年冬はまたフランスかも、とか。
インターネットで予約・購入できるが、空港TGV駅構内で当日手持ちのユーロで買うこととする。
 
●ユーロ現金手配:
大阪勤務のおヨメちゃんにキティちゃん銀行大阪駅前支店から私のユーロ預金を引き出して来てもらった。
クレジットカードは便利だが、為替交換リスクと手数料が付いてくる。
特にネットでクレジット番号は流したくないのだ。
私はきっぱり・すっきり現金払い主義。
 
●アパート管理組合理事長業務の引き継ぎ手配:
副理事長・会計様に理事長保管印鑑・鍵等交付し、後事を託す。
建物管理会社・当市総務課自治会担当者にもしかるべき手当を伝える。
 
●国際免許申請:
2011年にも持って行ったのだが、週末は忙しくてバイクどころではなかった。
今回も多分使用しないとは思うが、授業ついていけずサボるのならバイク借りて遊んでやろうかな、とか(^^;
 
曇天の中、奈良県運転免許センターに出頭。
免許取得・更新・紛失、その他大量の待ち列集団の中を、すいすいと国際免許窓口に。
初めての申請ではないので、要領よく申請し、2011年に使った残りの免許写真を「今年5月のです」と虚偽提出、相手も、本当はウソだろうけど、まあいいわ、というような感じで受理。
なんせ国際免許申請なのだ。
そんじょそこらの違反講習終了待ちとは違うんだ。(←前回の私^^;)
2400円也の収入印紙を購入貼り付け提出して40分ほど。
 
「国際免許でお待ちのHEMI様!」とのアナウンスが違反講習その他待ちの者どもの上に鳴り響き、さっと両側に道を空けると、葦の海を渡るモーゼのごとく私単独が国際免許窓口に進む。
「もう何回も取ってらっしゃって、よくご存じなのでくわしい説明は、まあ、紙よんどいてください。
今回は終了したら免許証は必ず返却してくださいね。」
そんなもん、一年経ったらどこにいったやら...
 
運転免許証センターは、どちらかというと警察署に近い上から目線で、へいこら系の応対を強要されるような感じだが、国際免許証の申請だけは何か対等風目線にちかい応対をしてくれる。
「前回、フランスのショップで国際免許でのバイクのレンタル拒否されたのですが、これは法的には違法ですよね? この場合、領事館に報告すればしかるべき措置をとってくれるんでしょうか?」
というような質問をすると、目線が完全に下から風になるのである。
 
●ストラスブールの宿手配
ストラスブールに行く必要はないのだが、時間つぶしと時差修正には私の「いなか」でゆっくりしたい。
次回の含みもあって、未だ試していない安宿を試すことにするが、決定打はない。
キッチン付形式の最安値35ユーロにしかけたが、よく読むとクレジット即払いが条件。
それにWIFIが付いていない。
ホテルシングル35ユーロ(最安値)の方だと、現地払いでWIFI付だったので2泊予約入れた。
 
予約した後で考えてみると、次回の短期留学への含みだとするとホテルを試しても意味がない。
それに駅からバス乗り換え。これはタクシーかな。
あまり安宿にこだわると、返って別なところでシワよせが来るかもな。
 
●銀行・図書館・郵便局の手当:
年金定期(^^;満期継続手続きをしタオルとラップ、ゴミ袋もらい、図書館に読みかけの本を返却し、郵便局で補足処置。
 
●スーツケース集荷サービス
キティちゃん不埒なカードホルダーの私なら2個まで無料で空港まで運んでくれる。
手ぶらで空港に行けるので便利である。特に通勤時間帯の満員電車の利用になるなら必須か。
前回は集荷日に間に合わなかったが、今回は前日まで集荷してくれるという。
とりあえず、買ったサムソナイト・コスモライトに適当に詰め(←これは主としておヨメちゃんが)、先ほど提携宅配業者がやって来て持って行った。
本来なら、今晩徹夜でベソかきながら詰めるハズだったのだが、ちょっと手順が狂い、本当に適当になってしまう。
何か忘れてるような気がして落ち着かない。
まあ、いいや明日もう一度空港で詰めなおせるし・・
 
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さて、いよいよファイナルカウントダウンである。 
何を忘れたとしても現地で買えばいいし、適当にやってれば何とかなるものだ。
元来私は悲観論者で厭世主義者で性悪説で懐疑論者なのだが、荷物を出してファイナルカウントダウンに入っちゃったら、もう何を考えても仕方がない。
 
というよりも、絶対何かを忘れ、何やかを失敗し、何かに遅れ、何かができないだろう。
完璧な準備なんて私には出来っこないし、旅行中にもいろいろ失敗し不如意をかこうだろう。
でも、別に最悪帰ってこれないとしても、何も問題はない。
もう私には果たすべき責任・負うべき義務なんてどこにもないのであるからして。
 
ザールブリュッケンに行く前にストラスブールに投宿するが、ホテル選択にすでに失敗している感じである。
しかし、今までは大学・宿舎・航空券・鉄道割引・ホテルとすべて現役貧乏学生もはだしで逃げ出す最安値を貫いてきた。
で、良く考えればもうそんな年齢ではない。
歳食って最安値ばかり追っかけるのもみっともなく、はしたないだろが。
お金が無いんじゃないぜ。
私は本当はお金持ちだけど、根性が貧乏くさいだけだ。
 
最安値のホテルに最安値で買ったがサムソナイトをトランクに入れたタクシーで乗り付けるのだ。
少しでも安上がりになるよう精一杯準備はいたしましたよ。
後は年齢相応にゆったりと過ごしてやろうではないか。
特にトイレ代とカフェ、食事はケチらないでおこう・・・と自戒を込めて(^^;
 
それでは、しばし、行ってくるぞ。
夏季ドイツ留学・傾向と対策(... blog upload: 2013/7/31(水) 午後 2:5101 ヘルシンキ空港トランジ...