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[ザールラント通信]

01 ヘルシンキ空港トランジット

2013/08/03
08/01(木)
7:00発の奈良交通の空港シャトルバス¥2000で関空着 8:30。
4階南端ABCカウンターで昨日集荷してもらったスーツケース回収。
少し詰めなおし、FINAIRカウンターでチエックイン行列に並ぶ。
 
忘れ1)・・・Eチケットのネットチックインをし忘れたよ。
前日にネット上でチェックイン処理していれば列の無い"Baggage Dropp"と表示された列なしカウンター直行できたのだ。
後で搭乗口見ているとボーディングパスではなく、A4のプリントアウトを見せて搭乗している方もいた。
そういうことだ。
 
まだ時間があったので、階段で3階に降りKALビジネスラウンジへ。
いつも言うが、私はどういうわけか殆どの国際空港のラウンジにも顔パスで入れるのだ。
ここでおにぎり他を食べ、習慣的に缶ジュースと菓子パンを手荷物に隠匿し(^^;出る。
忘れていて、出国コントロールで缶ジュースが発見され、許可を得てその場で飲み干す(^^;
 
忘れ2)機体に乗り込んでから、8月分のガレージ代振り込むのを忘れていたのに気が付いた。
乗り込む前なら今ではほぼ関空全域でwifiが通じているので処理できたのだが。
大阪→ヘルシンキ 9時間。食事大1、小1
いずれもデザートはなし。
へんなプチたい焼きが代わりに付いていた。
食事は美味だったが、圧倒的に量が少ない。
 
機内9時間、うたたねも続かず、少し前に買ったままだった独作問題集を勉強。
機内ではそれしかすることが無いので、かなり進む。

ヘルシンキ空港トランジット
トランジットエリアへの荷物検査場は次の搭乗ゲート番号で分かれていた。
しかし私のパリ便は遅く、まだゲートが掲示板に表示されていない。
パリへの搭乗券にはターミナル2とだけしか印字されていない。
しかし、どこでも中では連絡できるんだろうと思い一番短い列に並ぶ。
 
トランジットエリア内に入り、すこし行くと今度はパスポートコントロールの列がある。
そのまま列に並ぶと出国の方に行ってしまうのかもしれない。
ヘルシンキ国際空港のターミナル2は二つのパートに分かれていて、私が居るところは32番ゲート以上のエリアのようだ。
31以下のエリアに行くには列に並んでパスポートコントロールを通過しなければならないようだ。
 
あわてることはない。
4時間待ちなんでとにかくラウンジに行こう。
 
事前にダウロードしていたラウンジの案内を見る。
二か所あって、一方はnon-schengenエリア内とある。
意味わからん。
 
ドイツ語風だが英語の文脈である。
英独語の辞書にも載ってない。
 
もう一方のラウンジはゲート27の向い側だと。
だからパスポートコントロールの向こうにあるわけだ。
ま、私の便の搭乗口が判明するまで待とうと、もう一度案内ディスプレイ前で便名を確認する。
私の不審そうな顔を見たのか、横の売店の売り子のおばちゃんが「Can I help you?」と声かけてくる。

--あの、ここターミナル2で間違いないんでしょう? パリに行くんだけど?
すると心得顔でこのおばちゃん、パスポートコントロールを通って向こうのエリアに行け、とのご回答。
--ここはnon-schengenエリアつまりヨーロッパ以外用のエリアなんですよ。
 
うむ、そういう意味だったのか。
 
ということで納得し、schengenエリアへのパスポートコントロールの列に並ぶ。
つまりはどのみち長蛇の列に並ばねばならないのである。
 
このコントロールは非常に時間がかかっている。
係り官は不愛想ではないのだが非常にスローで、個別にいろいろ尋ねているようだ。
 
私の番:
パスポートと搭乗券を見せたが、e-チケットも見せろと言われる。
いや、プリントアウトはせず、この中に入っているので、とi-Phoneを示す。
それなら、といった様子で次の質問。
 
--どこに行っていつまで滞在するのか?
つまり、E-チケット提示は帰国便の日程を確認するという目的だったのだろう。
--フランスで数日、後はひと月ドイツ。ドイツ語の夏季講座に参加するんです。
と言ってしまったが、私の年齢からすると少しヘンかもしれない。
しかし、別に年齢にはひっかからなかったようだ。
--ドイツ語もできるんですか?
と少し世間話調になってくる。
--ein wenig (^^)(ちょっとだけ).。すると 向こうさんも少し(^^)。
--今、そういう人多いんですよね。
ーーシーズンですからね。
このまま四方山話に行きそうそうだったがこの辺で通してくれた。
もう少し喋らせてくれないと、今まで散々列で待たされた元がとれない気がするのだが。 
空港のラウンジに無事到着し、さっそくインターネットで、schengen、non-schengenを調べる。
 
辞書に載っていないハズだ。
シェンゲン条約加盟国、非加盟国ということで、加盟国内ではパスポートコントロールは省略。
そのかわり非加盟国側から加盟国エリアに入るには厳密な入国審査をする、というようなことだ。

いままで気が付かず、ヨーロッパの空港での審査窓口の区別ではEC加盟国市民とそれ以外と思っていたのだ。
正確にはシェンゲン条約加盟国、シェンゲン条約非加盟国だったんだ。
とくにヘルシンキ国際空港では厳密なコントロールをやっているようだ。
 
ヘルシンキ空港の売店のオバさんのおかげで、第一日目からお勉強になりました。
 
トランジットエリア内にあった日本人・韓国人向けの「Eパスポート用自動通関機」の案内表示→
 
Eパスポートなんてのもあるのか。
なるほど。
いちいちあの長蛇の列ではねぇ。
 
(後日付記)
帰国時、実際に使用。
ICチップ入りパスポート専用で、
混雑時には「日本人はこちらで」と日本語のできる女性係員が誘導していた。
通過時間3分ほどでパスポートコントロール完。
夏季ドイツ留学・傾向と対策(... blog upload: 2013/8/3(土) 午後 7:5102 シャルル・ド・ゴール空...