それより、ホテルのシャトルバスを見つけることが先決。
夜10時、丁度この地では夕方から夜になる狼の時間。
すんなり空港ビルの外に出るが、暗くなりかけていて何となくうら淋しい。
シャルルドゴール到着の記憶では派手な広告が取り囲んでいる動く歩道に乗ってターミナルビルまで行った気かするが、この通路一帯に華やかな賑わいは一切ない。
シェンゲン圏内からは完全に国内ローカルターミナル仕様ということだ。
2008年にはCDG経由でストラスブールに飛んだのだが、今回はヘルシンキ経由でCDGにやって来た。
ここから先は列車でストラスブール。明らかに退化である(^^;
空港ビル外側道路に出て、少し探すがシャトルバス乗り場は見つからない。
ホテルに電話する。
最近の旅行ではこのパターンが多くなった。
ベルリンやイスタンブールでは英語で連絡することになるのだけど、相手の英語がもうひとつうまく聞き取れない。相手が目の前にいると何とか分かるのだが電話ではね。
今回はフランス語。ま、大丈夫だろ(^^;
--結局4階に行って、マリンブルーのバス、ですね?
--5階ですよ。
--ああ、5階で。では探してみます。どうもです。
大丈夫かいな。
また空港ビルに入り、エレベーターを探す。
しかし、ここはレベル0(一階)で、もう上の階はないじゃないか?
さて、5階というのは誤解だったか?
また外国の空港の迷路ゲームにはまり込んでいく予感。
どうしても出ることのできないカフカの空港か?
構内の案内表示をじっくり見るとRER駅の方向にホテルシャトルバス乗り場があるようだ。
そうか、やはりここは国内線到着で、空港玄関の方に行かねばな。
RER駅近くに移動して行くとシャトルバスの表示があり、エレベーターがある。
いつの間にか4階にいることになっている。
ここからエレベーターでちゃんと5階に上がれるわけだ。
ドゴール空港のホテルシャトルバスというのは各ホテルのヤツではなく、順にホテルを回って降ろしていく共同運行方式である。
だからホテルに電話することもなく、ここで次々に来るシャトルに乗って自分のホテル前で降りればいい。
実は知っていたのだが、何となくホテルに電話して迎えに来てもらう形式の前回のイメージがあり、フランス語ということもあり安直に電話してしまった。
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