02 シャルル・ド・ゴール空...   04 ストラスブール(1)
[ザールラント通信]

03 CDG空港からTGV EST でストラスブールへ

2013/08/04
8月2日(金)
 Hotel Campanile Roissy Charles de Gaulle ***
ロビーでの混雑のさばき方からすると安ホテル風だったが、室内は標準三ツ星的に不満不足はない。
昔はこのクラスにはあったスリッパ・歯ブラシ等はなく、その代り電気ポットがある。
シャンプー・石鹸の類はどこでも備え付けの壁掛け式器具から使用量だけ押し出す方式になっている。

シャワーを浴びてすぐ眠ったがやはり3時頃に目が覚め、もう眠れない。
まあ、いいや。
どのみち時差の生理的修正がすっとできる年齢ではない。
今年冬の極超短期留学では2週間たっても基本的には適応できないままだった。
もっとも日本での生活時間帯は標準勤め人の皆さまとは既に個人的時差があり、朝10時起き深夜3時寝だった。
時差マイナス7時間の当地では夜8時寝の早朝3時起きになる。
超遅寝遅起性悪ジジぃ → 超早寝早起き元気な子。
前回はよく早朝に(ベソかきながら)その日提出の宿題をでっちあげていたのを思い出した。
無理に修正することもないや。
それで前回、早朝の時間帯にネットアクセスで時間を潰し、FaceBookに初投稿するきっかけにもなった。
ブログよりリアルタイムで居所を通知できるので、今回は場所替えの都度FBに投稿することにした。
もっとも学校が始まれば移動することはないのでおとなしくなりますよ。ご安心を(笑)。
7時、レストランに朝食を摂りに行く。
格安三ツ星のクセして朝食込なのだ。
部屋番号確認とかのチェックもなく、まったく自由に勝手に座って勝手に食っている。
朝食無しのプランを設定する意味もない。
もちろん内容は大したものではなく野菜の気はまったくない。
肉はロースハムだけ。 
 
天気がいいので外のテラス。
玄関の横の敷地でそのまま外の道路に繋がっている
ここはロワシーのホテル村的感覚のところで一般住宅もない地区だ。
通常の街区ならたぶん無料食客も交じってしまうだろう。
質はともかく、量だけは満足できる。

このホテルは安くていいよ。
CDG夜着朝発ならここでいい。
一時間頑張って8時過ぎチエックアウト。

ホテル前からシャトルバスに乗って空港内へ。
結局このシャトル便は同じようなクラスの4ホテル(Premiere class, B&B, Campanile, Blue Tulip)の共同運行便のようだ。
さて、ロワシーCDG空港に入る。
が、いつものことながら事前調査がなく、どこで降りればいいかよくわからん。
ターミナル3・SNCF・RER駅という車内停車案内があったので、ソコにする。
いわば空港の入り口にあたるところだ。
地下階に列車ホーム(RER(SNCF)・CDGVAL)があり、SNCFの切符売り場があったので列に並ぶ。
TGV切符なら最低みどりの窓口風室内カウンターだろうと思いはしたのだが。
 
半分が中国系旅行者の列に並ぶこと15分。
順が来てストラスブールまでと言うと、TGV駅はターミナル2だと返された。
並ぶ前に言って欲しかったよ。
ま、こんなことで最初からメゲていてはヨーロッパで旅行は出来ない。
下のCDG VAL(無料シャトル無人電車)に乗ればすぐ。
ホームに降りれば路線の各ターミナル案内にターミナル2・TGV駅との表示があった。

ちょいと紛らわしいのが、このターミナル3が中間駅で両端がターミナル1とターミナル2。
ターミナル3からは乗車ホームが異なる。
 
ターミナル2で案内にしたがってTGV駅に行く。
切符窓口があり、ちゃんとみどりの窓口風室内カウンターである。
こちらもパリ近郊とTGV、その他遠方との窓口があり2列の待ち行列。
しかし人が多く列が蛇行しているので、何の列か後ろからはわからない。
確認して並ばないと30分は無駄になりますよ。
 
ストラスブール行は2時間おきで、10時台に乗れればいいと思っていたのだが。
さて?
日本ではあまり行列がないのでイライラするところだが、私は別に急いでるワケではない。
今日中に行ければいいのだ。
しかし、並んでいるとやはり事前にインターネットで購入しといた方が良かったか?と、どうしても思ってしまう。
並ぶのは苦手だなぁ。
 
順番が来て、シニア割引カードとストラスブールTGV切符を買う。

HPではカード購入の際、身分証明書と写真一枚必要とあったが写真は用意していない。
使えるヤツは国際免許の交付用に既に不正使用して手持ちがなかったのだ。
しかし、スラスラと事務的にカード発行・切符発券が終わり、ちょいとハードになった切符入れに入れてくれる。
--支払はカードで?
===いや、現金で。(そのために並んでたんだから。)
===出発ホームはどこですか?
--発車15分前に表示されます。
===ああ、それではどうもです。
--では、よいご旅行を。
30分も並んだにしてはさっさと手際よく済んでしまった。
最低5分は窓口占拠できてないと行列した時間があまりに勿体ない(笑)
最後の「よいご旅行を!」というのは決まり文句だが、通常は "bon voyage"(良い旅行を)か、せいぜい"Agreable"(快適な・・)くらいだが、この時は"exellent"(素晴らしい旅行を!)と言われてしまった。
TGVは違うのだ。
 
ロワシーCDG−>ストラスブールTGV シニア割引で54ユーロ。
一年有効シニアプラスカード60ユーロ。
この滞在中にカード代金の元は取るつもり(笑)

TGVでストラスブールは初めて。
TGV ESTは2007年開業で、私の退職後第二海外旅行適齢期でこれが最初の利用。
2時間強。
30年前のストラスブールご遊学中はパリまで在来線(corail)で四時間かけて行ったもんだ。
牧草地が続くのんびりとした懐かしい風景で、昔は飽きず眺めていたが、これは少々退屈。
私はフランスのchamp claire よりドイツのSchwaltzwald が好みなのだ。
車内でドイツ語の作文問題集を続ける。
ストラスブール着13:00。

駅構内にYAMAHAの電子ピアノが設置され、列車待ち時間ご自由にどうぞ、だってさ。
謹んでBill Evans "Walz for Debby" のヨーロッパ初演。
ただし立ち弾き4小節でダウン、すごすご退散(^^;
 
こういう時は「猫ふんじゃった」ですよね。
 
02 シャルル・ド・ゴール空... blog upload: 2013/8/4(日) 午後 8:3104 ストラスブール(1)