11 フェルクリンゲン精錬所   13 ドイツ・フランス庭園の...
[ザールラント通信]

12 近郊探索 ディリンゲン(Dillingen)

2013/08/18
8月15日(木祝)
やっと行事のない休日。
別に何もする予定も必要もないが、一日大学構内でのったりしてるのもナンだ。
日本ではおヨメちゃんが会社で残業中というのに(^^;
昼から市内散歩でもと、とりあえず中央駅まで行き、時刻表をみているとやはり何処かに行きたくなる。
14:00 トリアー行きに乗ってデイリンゲン(Dillingen)。
全く何にも知らないが、適当に地図上で選んだ町。
列車で20分くらい。
適当な行き先かと。
 
←ディリンゲン駅 
 
休日の静かなドイツ標準の田舎町だった。
休日なので駅前通りにだけは路上カフェが出ていたが、あとは死んだように静か。
 
車窓からの観察では、一つ手前のザールルイ(Saarlouis)がこの辺りの中核市街でこちらはまったくの単なる町。
まだザール産業地帯の労働者のベッドタウンのようだ。
適当に駅前を歩いていると、すっきりした尖塔が見えてくる。
 
←ディリンゲン・サクラメント教会
 
前面に大きなマリア像。
 
 
 中に入ってみると、オルガニストが一人で練習していた。
 
戸外の真夏の陽射しとは対称的に涼しげな聖堂内で私一人がパイプオルガンの響きを聞いている。
 
  
シャルパンティエの清々しいファンファーレ等。
  
あと駅前の建物の塔の意匠もなかなか印象的で良かった。
看板を確かめると警察署だった。
 
一時間で飽きディリンゲン観光終了。

 
以前、フライブルグから適当に列車に乗ってドナウエッシンゲンに降り、適当に歩いて一時間で観光終了したことを思い出す。
そのとき、「見るべきものは多分何も見てないんだろうなぁ」とブログに書いた。

先月、テレビで「ドナウ川の源流ドナウエッシンゲン」というタイトルの観光番組があった。
なんと、日本のテレビ局が取材に来るほどの観光資源がある町なんだ。
やっぱり!なぁ(^^;
 
駅前だけ見て帰るような失礼なことはもうやめようと思ったのに、またやってしまったかな。
11 フェルクリンゲン精錬所 blog upload: 2013/8/18(日) 午後 6:2713 ドイツ・フランス庭園の...