ヘルシンキ空港のシェンゲンエリアへのコントロール窓口が3,4しかなく、そこに群衆が群がっている印象があったが、関空の入管コントロールは横一列にずらりと並び整然とした印象。
別にそのままリムジンバスに積み込んでもよかったが、雨模様だったので一階南端の空港宅配サービスでスーツケースを預ける。(←もちろん私は無料^^)
「本日夜配送でいいですか?」と。
なんと便利になったことか。
もう家までガラガラとスーツケースを引っ張っていくこともないわけだ。
せっかくの新調したサムソナイトなんだがなぁ(^^;
少しリムジンの時間待ちしていた3階からのエレベーターで手ぶらの外国人夫妻と大荷物をカートで運んでいる学生2名と一緒になった。
”Proffessor S・・・・”と記した歓迎用プレートを持っていた。
夫人が少しにこにことして同じ箱内にいた私に会釈。
外のリムジン乗り場で教授は髪を後ろに束ね、芸術家風モックを着てゆっくり大股で歩き、夫人がそれに続き、学生2名がふうふういいながら後ろで荷物を運んでいる。
蛍池行か。 阪大の招聘教授だろう。
私も学園前行のリムジンに乗る。
近代的で機能的にすっきりした関空から、いきなり窓外に展開する雨模様の大阪南の海岸沿いの雑然とした家並みを眺める。
来日した教授夫妻は初めてのこの日本の光景をどのように見ているのかと考えてしまった。