学校に行く.. 再び(^^; 名前の呼称に・.
[ストラスブール通信1]

    食・住

2008/2/1(金) 午後 10:23

インターネットで直接契約した台所付き長期滞在用ホテル。

ヨーロッパならどこにでもある2つ星ランクのibis系列より安かったので決めたが、なかなか住み心地はいい。

窓際には、それなりの机になるスペースもある。

反対側には台所があり、収納戸棚、冷蔵庫、レンジ、オーブンが設備され、戸棚には2人分の食器とフォーク、ナイフも入ってた。
早速近所のスーパーで買い物し、その日から自炊生活。

もともと私は外食が苦手で、旅行すると食事するレストランをどうしても決められない。
根っからの自炊人間である。

Les Hallesにあるスーパー、Galeries Groumandesの食品売り場をそぞろ歩くとき、しみじみとフランスに来た幸福感に浸される。
穀物をふんだんに入れたパン類やあらゆる種類のチーズ、肉加工品。
クスクスやラタトイユ、シュークルート等なんかも半インスタント食品で手に入る。

最近ではアジア系の食品の品ぞろえも豊富で、寿司作製用品なんかもある。

もっとも東南アジア系食品は中国食品店の方が安くて豊富なのはいうまでもない。
こんなものまで手に入る。

キッコーマン、エバラ焼肉のたれ等。
即席ラーメンを買いに来たのだが、つい醤油も買ってしまった。

ヨーロッパのスーパーで戸惑うのは野菜の量り売り法とレジ袋。
バラの野菜は自分で袋に入れ、自動量りに乗せて出てくるチケットを袋に張る。
レジ袋は有料なので、何も言わないと両手で野菜を抱えて帰ることになる。

本日の献立はシュークルートとクノールのオニオンスープで炊いたタイ米。

フランスで売っている米はpret a cuit、いわば無洗米なので、湧いた湯の中にそのままバラバラ入れて少し蒸らせば出来てしまう。





昔通っていた学校の建物 Palais universitaire、ドイツ時代の建築.。



今パソコンをいじっている現在のあかるい学校もいいが、歴史ある大学の建物の風格と比較することはできない。

以前にも書いたが、ヨーロッパでは蛍光灯ではなく、白熱灯系の穏やかな照明が主流である。

これが建物や室内に深い陰影を与え、落ち着いた風格のある雰囲気を醸し出す。

しかし、実を言うと何としても暗い。
夜の街ではしかたがないのだが、部屋の中の照明もうす暗い。
最近私は視力が落ちてしまい、薄暮の暗さではめがねのお世話にならざるを得なくなっている。
せっかく明るい窓際に机になるスペースがあるのだが、夜は暗くて使い物にならない。

夜作業できる場所は、部屋で唯一の蛍光灯のある台所しかないのである。


学校に行く.. 再び(^^; 名前の呼称に・.