桃園市探訪 .. [ストラスブール通信3] 散歩する日曜日...

 ストラスブール初日


'18 8月11日(土)
パリ、シャルルドゴール(CDG)早朝着。

中央の特徴のある連絡エスカレータ網を抜け出国口へ。
シャトルに乗ってCDGのTGV駅に。

空港でSIM買うのを忘れてしまったが、そんなには急がない。

台湾で潰した一日は 大阪から東京に行くのに福岡経由になったような、まったく無意味な消化日だった。

やっとCDGに到着、台湾の無駄な一日をリセットし、これからが旅行本体、と多少心を無理に弾ませてみる。
旅行はゲームみたいなもので、いろんな情報をゲットし大小のトラブルをクリアしてゴールの目的地に至る。
台湾では中途半端でコンプリート感はなかったのだ。

今から私の夏が始まる。

CDGではもう少しすんなり行くだろう、と過信していたがやっぱり直線的にTGVの乗り場には行けず、自分の過去blogを空港wifiで開いて場所を確認する始末。


SNCF(フランス国鉄)の窓口でも係員のフランス語数字の聞き取りに難航、やはり紙に書いてもらう仕儀に(^^;
ずいぶん長い間フランス語を使っていなかった。
だからこそ、今回はフランスで、ということだ。

TGV1等(グリーン車?)でストラスブール。

1等のシニア割引率は50パーセント。
せっかくシニアカード購入したのだから当然一等にしないと・・・・と窓口係り氏。




11:25CDG発TGV一等車内。

CDG→ストラスブール 2時間弱。
駅でサンドイッチジャンボンと水を(8ユーロもとられた)車内用に買ったが、簡単にストラスブールに着くので昼食はそれからでもよかった。

車窓も単調な丘陵地が続くばかり・・




ストラスブール着。


台湾からやって来たので余計に緑の多い整備された都市の美しさが際立つ。


地図で確認し、トラムに乗るより歩く方が早いと判断。
実際・・前回は・・余計な回り道を(^^)



プチトフランスの予約したホテルに荷物を預かってもらい、チェックイン時間まで付近を散歩。
ホテルのレセプションで”Vous êtes tout seul ?" (お一人?)と聞かれ、ちらりと後ろを見て”Apparemment." (そのようです)と切り返し、ちょっと笑みをとった。
ああ、そのノリ・・・少しフランス語の調子がでてきたか。


ああ、やっぱりここがいい。
私が嘗てストラスブールを選んだのはその時の気まぐれだったのかもしれないが、結局一生ストラスブールと付き合って生きてきてしまったことになった。
残りの一生の色合いがそこで決定してしまいもしたが、それはそれで悪くない選択だったと今は思っている。
世界中のどの都市よりも・・・

拡大すると大聖堂の先端とヴォーバンダム橋の上に観光客の頭。


透明な空気とさわやかな風。
快適な温度・・・
今書いている12日お昼のカフェ・ブラントのテラス席にはいい風が吹いている。
快適な中部ヨーロッパの夏。
運河の深い緑と花で覆われた橋、空の青と白い雲。
湿気のないヨーロッパの大気の透明さがそれぞれの色を際立たせる。

そのままヴォーバン橋の上のテラスを渡る。

上から見れば夏のストラスブールには観光客の波が押し寄せている様が。


夏の観光ヨーロッパの交差点(carrefour)中央なのだ。



水路にはいつか見た白鳥が。

やがて観光スポットのアルザス様式木組壁の土産物屋街(^^;




圧倒的多数の西欧系観光客。
台湾からの如実に鮮やかな対比。
まだストラスブールには中国観光団の大波がおしよせてはいないのか?
やはりストラスブールはアジア的混沌の対局にあるのだ。


観光船が歩道回転橋の方に向かっている。

正面の橋が回転するので連続写真を撮影。

橋の歩行者が止められている。

船に押されるように橋が動いていく。

完全に水路と平行になっている。

はい、おしまい。

再び橋は歩道に戻る。


観光客でいっぱいの運河沿い地区。


クレベール広場のORANGE、FNAC等でSIMを探すが、売り切れ、もしくは置いてないと。
FRTキャリア直営店で少しネバって交渉し、係が出して来たのが8日間20ユーロのデーターSIM。
これは高すぎる。
なんだかフリーSIMはフランスでは一般的でないのか?
   *後日FREEというキヤリアのヤツが安いと教示された。
まあ、そこらのWIFIで済ませればSIMがなくともいいか、と。

町の中心、クレベール広場。












もうよかろう。
ホテルに戻りチェックイン。

APART’CITY STRASBOURG CENTRALは標準的な簡易キッチン付き。
他の2、3の選択肢から選んだが、立地はいい方だろう。
すぐプチトフランスの遊歩道、PONTS COUVERTSに行けるので。
しかしすぐ隣のIBISも同じ地区のアダージォでも既に一度宿泊している。
今回はもっと郊外の方で暮らしたいのだが・・・



キッチンには食器洗い機まであり文句ないのだが、無駄に長い玄関廊下のわりには収納スペースがあまりない。

机に引き出しがないのが特に困る。
細かい充電アダプタやコード等の器具の置場所がない。
窓が嵌め殺しで開かないのがなんだか心理的に窮屈。

空調は万全なので温度は問題ないのだが。
収納スペースの件でこのホテルに長期滞在は無理と判断。

自炊準備。
今度は町に食料買い出しに。

アジア食品店で味噌とラーメン、ラー油。

ショッピングモールのスーパー Auchanで当面の野菜とパンと惣菜。

ホームの自動販売機で24時間券を買い、トラムでホテルにもどる。




部屋に戻ってヨメとスカイプで喋り終わるとそのまま寝てしまった。
写真ではまだ日中のようだが、もちろんすでに夜中時間。
時差もあるし、夏時間でもある。

結局、ストラスブール第一日は夕食なし・・・




upload:2019/1/22(火)14:37
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