SAIG村(シュバルツバ・.. [ストラスブール通信3] SAIGから帰還...

  SAIGのホテル二つ


'18 8月18日(土)2

Hotel Saigershohe 「Saig 高見亭」? 
ホテルのHPやパンフレットに使われているこの写真では背後にチチゼーが見えているが、航空写真ではともかく、実はホテルからチチゼーは見えない。
バスは大回りし写真左側から登り手前側のSAIG村にやってくる。
いや、なかなか堂々たる4星黒森リゾートホテルの風格。

もちろん私はこの高級リゾートホテルの一番安い部屋を予約(^^;
私の予約した一棟だけ別の標示で・・HOTELではなくGASTHAUSになっていた。
室内は快適だが、バルコニーが敷地入口の駐車場に面している。

それに各棟は地下の廊下で繋がっていて、バスローブのままプールやサウナに行けるのだが、うちの棟だけ地下のがらんとしたガレージを抜けて行くことになってる。
この二点で最安値なんだな。

本日は土曜、レストランが満員なので予約した方が・・と脅かされるが、バーくらいは入れるだろう。ビールとおつまみがあればいい。


ひととおりホテル内を探索・・・・

大規模リゾートホテルで探索しがいはありました(^^;





プールの上階には仮眠室もある。

先ずジムで簡単に柔軟運動1セット、フロントロビーのバルコニーでヨメにSKYPE通話。
このとき急に雨。


通話終了と同時に雨が上がる。
それではホテルに着た道と逆サイドの道筋を試してみよう。

黒森散策開始・・・
まったくの見知らぬ森の中だが、黒森は私の記憶土地感財産である。
歩いていると心が次第に弾んでくる。

シュバルツバルトの森の中、誰知らず一人散策する無上の愉悦。

向こうから林業トラクターが来たので帽子をちょっとあげて挨拶。
すると運転手と荷台の助手、どうやら息子らしいが二人とも挨拶を返してくれる。


しばら歩いていくとまたトラクターが帰ってくる。
今度はお互いに満面の笑顔で挨拶の交換。

道はやがて下の車道・自転車道との交点に合流。
地図で確認するとひとつ手前のバス停だった。

今度は森の下側の自転車道をたどってSAIGの村まで行くことにする。
結局ここからバス停2つ分の距離。



バスで気ままに黒森の村を歴訪した夏があった。

NEUSTADTの同じ宿に夏と冬に宿泊したこともあった。
そして第三の故郷と勝手に同定させてもらったりもした。




黒森を自由に散策する・・・何の不安もなく・・自由に・・・
今の私の鬱屈などまだ無い、無垢な憧れがまだ心に残っていた時代の・・・

しかし、考えてみるとこの年齢になってもまだ私は黒森を一人気ままに散策しているのだ・・それは、それで、ニタリとしてやってもいいんでは(^^)v

SAIGの村に入る。


地元の住居の他に大小の黒森観光リゾートホテルも点在。



町の中心には鄙びた趣の教会と墓地。



教会の向い側にかなり大きなレストランがある。

いかにも風のシュバルツバルト様式。
ウチのホテルでレストランの空席がないかも、とおどかされていたし、丁度腹も減ってきたのでふらりと入ってみる。

入ってみると広い大きな田舎風のレストラン・・・というか、本体はリゾートホテルで道に面した側が全部レストラン。



グラウシュとビールを注文。
サラダはサラダバーから取り放題。

いいレストランだった。
別に期待もせず淡々と入ったのだが、しっかりときっちりと南ドイツ風。
今回は別にドイツは期待してなかったのだが、しっかりとドイツ。

















ネットで調べてみると、このレストランを併設しているGasthof OCHSENはウチのホテルと同等の星3から4クラスだが、明らかに昔風のレストラン兼宿屋の雰囲気も残っている。
レストランはこちらの方が絶対に面白い。



満腹してウチのホテルにゆっくり帰る。


後はテラスでコーヒーを飲み、サウナ・休憩室で遊ぶ。


サウナの休憩室にはいろんなハーブティが取り揃えてある。

サウナルームも広く、温度や種類の違う小部屋が数種。

黒森の香りのする低温サウナがなかなかよかった。

ガウンでくつろぐ休憩スペース。



うむ、満足じゃ。
では部屋に帰って就寝。




なんとかうまく黒森観光モードに気分を乗っけることができたようだ(^^)v
こんな具合にフランスやドイツで好きなように旅できること・・・・
それが今でもまだ残っている私の財産かな。
upload:2019/2/22(金)19:0
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