終業日 .. [ストラスブール通信3] あてもなく日曜日...

 引っ越しと郊外東部調査


'18 9月1日(土)
午前中にトラムで荷物を運び、午後から最後にILLKIRCHの更に外側の郊外を自転車で走る予定。

荷造り・掃除に2時間ほどかかってしまい、おまけにビールとチョコレートの一枚を冷蔵庫内に忘れてきたようだ・・・

ADAGIOホテルILLKIRCHチェックアウト。
先ずスーツケースをこの週末を過ごすホテルに運ぶことにして、自転車はホテル前に置いたままトラムの往復チケットで乗車。

目印のIBISホテルはすぐ見つかったが、地図では向かい側に2泊予約したホテルがあるはずなのに該当するような建物はない。
・・・やはり看板も出していない雑居ビルの中か?
住宅の前で洗車していた方にホテルの名をいうが、心当たりはないと。
番地からすればIBISの対角線の茶色の武骨なよくわからん建物になるが・・・
みたところ工事中で正面玄関にあたる門も閉まっている。

よく観察してみると建物側面に入り口があり、幟がでている。
建物には表示がないが、よくわからん幟を見てみるとそれがNEMEAホテルらしい。
何らかの規制があるのか看板はいっさいない。
10時なので玄関は開いていて、レセプションは星3つ風に立派だった。

結局チェックインは夕方5時から、というので事務所にスーツケースを預かってもらい、ILLKIRCHのホテル前にトラムで逆戻り。

自転車を回収し、今度のホテルのチェックインまでモンターニュベールやランゴルスハイムというドイツの対岸のストラスブール郊外東地区を走行し住宅事情の調査をしておく。
”ストラスブールの校外に住む”というバーチアルな老後ビジョンが未だあったりするので。

ILLKIRCHからOSTWALDに抜ける。

まずは田舎の住宅地・・そうするとやはりILLKIRCHの方が郊外住宅地としては少々格上か?




OSTWALDの川中の島にある城館ホテル発見。
なんであんな田舎に一泊2万円越えの5つ星が?とか思っていたホテル。

週末をホテルでゆっくり過ごすような敷地のリゾートホテルか。

ここであと2日でも滞在するか、とか思ったが、スーツケースを運ぶのに車が必要、と却下。
実際、パリなら星3つでも2万円を越すのでそんなに高くはないのだが・・。

OSTWALDの町営プール。
ストラスブール近郊のプール情報にも関心があるのだ。

Lingolsheimに抜けようとしてどうやら高速道路沿いの商業地区に入ってしまった。
それまでのどかだったが、車の波。
ホームセンターに入ろうとすると入口でガードマンに荷物を検査される。
少々私はお門違いな印象か。

マクド・KFC等がありなにか食べようとか思ったが
まだ空腹という状態ではない。
この騒動しい高速沿いのショッピングセンターから高速道路とILL川を渡って越えてしまえば急に静かなILLKIRCHの住宅地になる。

そうか、ILL川のKIRCH(教会)がこの地名の由来か・・
KIRCHとかOSTWALDとかなんとかHEIMとか、ドイツ語由来の地名ばかりで、私はどうしてもドイツ語読みしてしまう。
フランス語読みで何というのかよくわかっていない。
グーグル地図でカタカナで「ヌーオフ」と書いてあるのが、NEUHOFだとは気が付かなかった。私の頭の中では長い間「ノイホーフ」と読んでいた。

橋のすぐ近くにあった古風なレストラン。
気候がいいと中庭のテラスでも食事ができるようだ。

少々考え、やはりここで食べることにした。

少々高い目だが・・いやそんなもんか・・
肉団子のクリームソースかけとビール、プチカフェで20ユーロ弱。

給士のおネエさんにWIFIコードを尋ねると私が丁度開いていたタブレットのアクセスコード入力画面に直接入力してくれた。
当初は満員だったが、最後には私とあと一組だけ。
まずまずのレストラン昼食。
水曜の会食で引率の講師ミリアムが”フランスでは別にコースを頼まなくともいい。 オントレだけでも可”といっていた。
そうか、レストランで余計なサラダとかデザートとか取らねば、という心配はしなくてもよいのだ。
まあ、そんなことだろうとか、思ってたのだが。

地図でみるとこのすぐ近くにチョコレート博物館がある。

メーカーSchaalの工場敷地にある企業販促博物館。

まあ、話しのタネにと入場。
入場料に入っているチョコの試供品。










それをスクリーンに示された通りに味わう。
ワインならぬチョコのデギュスタシオン。
しかしチョコはチョコだろ?
私には別にそんなに違いは分からんかったが(^^;

フランスにはショコラトリも多く、チョコレートは特別な趣向品なのだ。

昔のパッケージや道具類。

ショコラトリの工房。

実演も。

レストランも併設。
もちろんお土産売り場も充実。
適当に時間つぶしにはなった感じ。

ILLKIRCHの市役所では結婚式が。

これがILLKIRCHのキルヒエ(教会)。

ヨメとの連絡時間の4時にはILLKIRCHのいつものマクドでWIFI通話。

アエロドロームポリゴン(地方飛行場)の縁を伝ってストラスブールの逆サイドまで・・・

じつはこの道は5年前に学校からドイツまで歩いて行った道そのものだった。
当時はライン川手前の運河沿いでは大工事中だった。
それがココだったのか! 本日宿泊するホテルのある地域。

ホテルにチェックイン。
いかにも新しく、まだ営業し始めて間がない感じ。

部屋はスタジオとして完璧な広さで清潔。
物置も豊富でしかも確認が容易・・
長期滞在可能な仕様だが、ただし照明が天井2ヶ所しかないのと空調設備がない。

この建物と新築の中層アパー群があるいかにも新興集合住宅地のような地域。
あまり風情はないのだが、窓から黒森とボージュが両方ともかすかに見える。

表通りに面していて窓をひらくと車の音がうるさい。
閉めるとまだ暑い・・・

ジムとプール併設・・・
プールは10メートルくらいで涼むのにはいいか・・・くらいなもの。

ジムはマシンが10台くらい。
ストレッチスペースがないので私には向いていない。

隣には室内自転車置き場も。
外からはドアは開かず、自転車は玄関から入れなければならないようだ。

自転車で町まで・・・とおもって走り出すと近くに町中型のAUCHANがあった。
買い物至便・・・

この地区でちょっと暮らすのもいいかも・・・
あとすこし・・・
とか、現在検討中・・・


upload:2019/3/29(金)21:50
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