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[台南・高雄に行ってみる]

またも台北へ  

2016/5/2(月)2:43
4月23日(土)

またPeach Aviationのプロモーションメールに乗せられて(=安いので);台北へ。

何とこの半年位の間に私もヨメも既に4回も台北に行っている。
私は2月に台北で一泊したのが最終だが、ヨメに至ってはつい先月、ご友人達との台北旅行をご自分で主催・敢行されたりしている。

この時、ヨメは一人でバスに乗り陽明山の無料公衆温泉浴場に行き、地元の方の隙間に割り込んで浸かってきたとか。
既に一端の台北通。

今回は台北から新幹線に乗り、台南や高雄を見てくることにしたのだが、観光ポイントは台北経済文化代表処大阪分処等に足蹴く通い、すべてヨメがばっちり事前立案済。

おかげで私はわが家の海外旅行企画担当をめでたく退任(^^)/。

前回の失敗に学び、KAL Business Class ラウンジ(2:00pmで一旦終了)に間に合うよう昼抜きで関空に(^^; ↑

ラウンジ会員権のないヨメと既に赤い顔で空港廊下で落ち合い、今度はカード会社系ラウンジ「比叡」でコーヒーを飲み、シャトルバスでターミナル2へ。

今回は関空の入出国自動化ゲートの登録を事前に行ってから出国するつもり。
公式文書的にはターミナル2でも自動化登録は行えるのだが、登録申し込みカウンターには「機械不良のため本日登録中止」とかの掲示。

「え?それじゃぁターミナル1に行かないと?」とか窓口職員に聞こえよがしにブツクサと。

すると: 「何人?」
「二人ですが?」
「少し待ってください。聞いてきますので。」


結局、我々二人の為に登録窓口を開き、制服を(急いで;)着た担当職員サンが登場、ご丁寧に登録処理をして下さいました。

この右のブースの所定の位置に登録済のパスポートをかざし、両人差し指の指紋を照合しOKならゲートが開き、無人で出国。
出国手続き列に並ばなくともいいので早いし、カンタンカンタン(^^)v

・・・と言いたいところだが、ターミナル2はピーチの一便だけの旅客しかいないのだ。
この日のターミナル2には出国待ち列なんてのはなく、我々が自動化登録申込書を審査していただき、初めての自動化ゲートにパスポートをかざす位置とか手順を親切にコーチしていただいているのを後目に同乗者の皆さんは次々に通常ゲートから出国して行ったのだった(^^;

実を言うと5日後、帰国時の入国手続きも同様で、自動化ゲートに向かおうとすると窓口に新たに着席した入国管理官のおバさんが私に手招きし、招かれるまま通常ゲートから入国手続きをして通過してしまった。
殆ど行列のないいターミナル2では自動化ゲートに回る意味は殆どない。
まあ、そんなとことで取りあえず出国、搭乗、出発。

台北着午後7時。
いつもの手順どおり国光交通のシャトルバスで台北駅に向かう。

途中ヨメがバスに酔い、台北駅まで行かず比較的ホテルに近い停留所で降車し、ホテルまで歩く。

台北リージェントホテル(★★★★★)にチェックイン→
のように見える(^^;

しかし部屋には行かず、ロビーで待機。
吹き抜けの地階のラウンジではジャズボーカルの生演奏をやっているような典型的にスノッブな豪華ホテル。
もちろん私の好みではない。
先月ヨメ一行が宿泊した時、同行者が忘れ物をし、それを回収しに来たとか。

日系のホテルオークラ(★★★★★)2階ロビーと階段。

宿泊したホテルはリージェントとオークラに挟まれたブロックにあるこじんまりしたビジネスホテル。
夜食に出たついでにオークラのロビーも見学に行った次第(^^;

今回は台北の夜市でまだ行ってなかった臨江・通化夜市へ。
台北101の一つ手前の駅で降り、普通の道筋を約10分。

観光夜市ではなく地元型の小規模夜市とのことで、昼間は衣類小間物の商店街。。

夜になると商店街の通路に屋台が並ぶ。

ガイドブックによれば臨江と通化の二つの夜市が交叉しているとかだったが、臨江街の方にしか屋台通りは見つからなかった。

台北駅で腹ごしらえしてからの予定だったが、そちらは割愛したので空腹。
とりあえず牛肉串を買うのでキミは向かいの葱油餅に並んで。

牛肉串は本数を聞いてからバーナーでじっくり焼いてくれる。
よく火が通りスパイスが効いていて美味。
葱油餅の方は揚物で、類型的な味で特色はない。

とりあえず一発お腹に入れたので後はぶらぶらと散歩と買い食い。



さて、本格的に店に入ってご飯ものを食すことにする。

ヨメは臭豆腐評論家を夢見ているので、とにかくこの店では臭豆腐鍋とソボロご飯。
例によって単品を一人前しか注文せず、二人で食べるのが我々のコンセプト。
この店の 臭豆腐は揚げ豆腐ではなく、ずっしりと重量級の生豆腐の煮込み。
独特の臭いと苦みと酸味がある。
台湾の夜市では臭豆腐の臭いが常に充満している。
この臭いに見合ったエゲつない味を予期して食べるのだが、案外豆腐自体の味はそこまでエゲつくない。
豆腐のタレは店によって全く違うので、その辺りのバリエーションの見極めが臭豆腐評論家の仕事。

口直しにはフルーツジュースが必須。

夜市の屋台通りの辻を入ると簡易食堂が軒を並る。
人々が群がって居ればやはり美味そうに思ってしまう。
そんなに安くもなく、飛び切り美味いということもでもないのだが。

夜市は子供の頃の夏の夜店のにぎわいを思い起させる。
暗い辻の向こう側には何かもっと秘密のアヤシイ店があるのでは?と心が弾む。

子供の歓楽街(^^)というか。

仕上げは紫豆・大豆・紅豆総合湯。冷製ぜんざい。
総じて台湾の飲み物類やデザートは薄味でそんなにベタ甘くない。
ほの甘いのを大人が多量に食べている。
我々も道端に腰かけて丼状紙カップ一杯のぜんざいを平らげる。

日本に帰ってヤマザキの三笠を食ったが、アンコが異様に甘くてとてもがつがつと食べられるもんじゃない。
日本では食べ物の種類には困らないのだが、甘い物の選択肢が乏しいのは何故なんだろう。

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