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[又又台北週末旅行]

松山区と饒河街観光夜市

2016/6/22(水)17:47
6月16日(木)
朝8時35分関空第2ターミナル発のピーチ台北便。
朝5時起床必須!
仕事でもないのにそんな早朝に?とは言うものの、それが最安値便なので(^^;

ピーチ航空    関空(T2)8:35   →   台北桃園(T1)10:30 ¥3,990
帰路    台北19日(日)11:05   →   関空14:50       ¥7,880

日曜日は深夜関空着が効率がいいのだが、これも値段の関係で次善策。
上記2名分に空港使用税+支払い手数料加算され、航空運賃総支払額 ¥32,040

とにかく、苦労して朝5時起床。
そのまま最終チェックし、朝食も摂らず最寄りJR駅5:43発の列車に間に合うように出発。
駅の「みどりの券売機」で運賃1540円をクレジットカードで購入。
これがカード会社の海外旅行保険適用条件になっている。

6:24天王寺着。6:27発関空快速で関空7:16着。
次の6:30発特急はるかなら7:11着だが、そこまでしなくともいい。
次の新今宮までいき、南海線の関空快速でも似たような運賃・着時間になる。

ピーチが指定しているチェックインタイム7:45。
関空着が7時30分台でもチェックイン可能と思われるが、ピーチ拠点第2ターミナルまでのシャトルバス10分を考慮に入れると、やはりこのルートが安全。 
空港でせわしない情況ではストレスが溜まる。

第2ターミナルへのシャトル便内から第一ターミナル方向の眺め。
少し雨粒が窓に張り付いている。台北も予報では雨つづきらしい。

7時30分前にはターミナル2のピーチの自動搭乗券発行機に悠々到着。
プリントアウトした予約票のバーコードをかざしパスポートを読ませる。

しかし、エラーになってしまう。
よく確認するとヨメの名前が一字欠けていた。
私のパソコン入力ミスだろう。

あわててチェックインカウンターに並ぶ。
並んでいるのは殆ど機内に荷物を預ける別便の搭乗者でかなりの列。
台北便はもうチェックインタイムのリミットが近づいているので係員が「台北いませんか?」と優先手続をしている。

やはり空港には余裕を持って到着すべきだ。
名前を修正した搭乗券を発行してもらい、すぐ出国ゲートに。

ピーチ拠点の第二ターミナルにはシャトルバスで行かねばならないが、出国セキュリティチェックやイミグレーション窓口にはたいした列がない。
搭乗時間が迫っている時には助かる。
二月に私は第一ターミナル夕刻の混雑に巻き込まれ、非常事態で職員サンを呼んで助けてもらった前科がある。

ピーチ搭乗ゲート前、待合室で軽く朝食・トイレ・荷物整理。

台北桃園空港ターミナル1到着。

入国審査はかなりの混雑。
ちらりと”Speedy Imigration Inspection Certifidate"専用ゲートを探すが見つからず、通常審査列の後ろに着く。
しかし列で並んでいる大半はその証明書を持っているような雰囲気だった。

空港係員が列を分けて、新しくブースに管理官が着いた列に誘導している。
ついていくと通常ゲートの端の列。
ロープで仕切られたもう一つ向こうの別枠ブースには列がなく、上部の電光表示を見るとSpeedy Imigration Inspection の標示も出ている。
係り員に証明書を見せ、これでアッチでいけるんでは?と尋ねるとわずかにうなずき、しきりロープを手で押し上げてくれる。

イミグレーション列が混雑していると、とにかく先に列に着かねばならない。
端まで行って「快速検査通関証明書」専用ゲートが開いているかどうか確認している余裕があるかどうか。

到着ホールで取りあえずNTD(台湾ドル=元)を購入。
ATMでクレジットカードで購入すればレートがいいとか。
今回はVISAデビットカードで。

なるほど、横の銀行窓口には列はないが、ATM前にはかなりの列。
もっとも見ていると操作に手間取っているヤツが多いのも列の原因のようだが。
今回の旅行ではお金の管理はヨメにしてもらうことにした。
何しろヨメはこのところ毎月台湾に行っているというウワサだし、どうやら来月も行くらしい。

よろしくお願いします!

とりあえず、一万円分くらい現金があればいいだろう。
TWD 3000 当日レート ¥9876 +手数料¥173 
(ATM手数料は後で払い戻し)

実際、4日間の旅行中の交通費と食費、その他はこの3000元で全て賄えた。
最終的に200元残(^^) (と悠々カード中にあと200元程残)

交通費の一発目 台北駅への国光高速バス賃 125元X2

台北三泊4日へ出発!


台北駅着。晴。


台湾旅行の細かい仕様・予定はすでにヨメの企画立案で進行することになっている。
こちらは楽ちん(^^;

企画案によれば有名餃子店に行ってお昼にする予定とかだが、歩くのも暑い。
取りあえずは駅構内2階の微風食堂街でいいだろうと合意。

いつもの(^^)フードコートで先ず130元の定食。
豚焼肉定食だが、もやしも入って水気が多く柔らかいが、可もなし不可もなし。

ついで牛肉麺コーナーで水餃子80元。
これはまずまず。
どうも台湾では焼き餃子より水餃子の方が一般的らしい。
水餃子は別にスープではなく、蒸餃子のこと。
タレで食べる。
やはり小籠包のイメージだろうか。


MRT松山線の南京三民駅から予約したホテルへ。
今回は都心を避け、私が以前宿泊した饒河街観光夜市近くの3,4星ホテルに。

下町で市場も近く、小売店や食堂、健康養生館(マッサージ店)も多い。
下町だがホテル内はアカ抜けていて快適だった。
私の推薦ホテル。

台北101まで歩いて30分とかだが、この暑い中を歩くつもりにはならない。
ホテルチェックイン。
私が宿泊した時には9000円、一週間前に確認したときは7000円台だったが、何故か4日程前の予約時には¥14000の高値になってしまっていた。
まあいい、前回は一人で9000円、今回は二人だから。

ロビーの無料コヒーサービスでくつろいでから部屋に。
しかし、以前私の宿泊した角スイートではなく、普通の長方形のダブルだった。
即レセプションに降りて部屋替え交渉。
前回の高雄の教訓もあり、追加料金を支払ってでも気に入った部屋に宿泊したい。

しかし、本日は満室で私が以前宿泊したタイプはない。
ツインにすることはできる、とかで荷物を持ってまたロビーでコーヒーを飲む。
部屋をツインルームに取り換えてくれる、と理解していたのだが、部屋のダブルベッドをシングル二つに置き換えてくれていたのだった。

内装が綺麗で清潔なホテルで設備に不足はないが、この部屋なら本日の料金¥14000は高い。
ちなみに「デラックスダブル」というカテゴリーだった。
台湾では「スーペリア」が普通部屋で「デラックス」が上のハズだったが、逆の場合あるようだ(??)


ホテルのレセプションでヨメが調べてきた餃子のチェーン店の所在を聞くと、近くに一店あるとのこと。
先ほど歩いてきた道筋だった。

表はテイクアウトの店だが、奥にちょっとしたテーブルがある。

格安餃子の専門チェーン店。
今回は高級有名店で小籠包を食べる予定だったハズでは?
まあ、別に私はどちらでもいいんだが。
さすがに焼き餃子の種類は多く、カレー餃子もある。
何とか入り餃子とワンタンを注文。 丁度100元。
種類は多いが、日本の餃子のようにはパリっとはしていなかった。
水餃子の方がいい、とヨメ。

ご近所下町散策。

見覚えのあるファミリーマートの角を曲がると饒河街観光夜市の入り口に。
まだ夜じゃないのだが、ひととおり見て歩く。

商店街の一本の通路に露店が並んでいる夜市で非常にわかりやすい。

もう一方の端まで歩くと大きな宮がある。

多分、このお宮さんの門前商店街が発達してきた夜市だな。

四層になったかなり大きな宮で、どうやら上階にも登れるようだ。

↑最上階に人が登っているのが見える。
拡大してみるとヨメだった。

登ってみると各階には夫々の神さん仏さんが祭ってあり、神仏のデパート様になっている。


よくある神農さんや仏教に取り込まれている千手観音さん等。
御釈迦様も交じっていらっしゃる雰囲気。

で、皆さん気軽に焼香したり寄進したりしている。
日本のお寺やお宮よりはるかに日常生活圏内のアクチブな習慣の感じ。

日本のお寺もエンターティンメントとしての宗教ということを真剣に考えるべきだろう。

入り口近くにある焼き饅頭に行列ができているので一つ購入。
言ってみれば中華ハンバーグだが、焼き立てで表面がパリっと香ばしく、中身の肉もよく胡椒味が効いて美味。
胡椒餅」と呼称していてこの夜市発祥の名物らしい。

ファミリーマート(全家商店)で豆菓子を買い、一旦ホテルに帰り、入浴後出直し夜市に本格参戦開始。












先ずは臭豆腐。

このタイプの豆腐は高雄の夜市の屋台のがダントツで美味かった。
オヤジが気合いを込めてカリカリに揚げていて、柔らかい中身とのバランス抜群だった。
ここのは標準的でまずまず。

この店ではどす黒い薬膳煎じ袋をお兄さんが絞り、骨付き肉を煮込んでいた。
我々は臭豆腐を食べていたのだが客はほとんどソチラの排骨スープを注文している。

夜市を一周してやはりアレ食べようと再び同じ屋台店に。
薬燉排骨(ヤオドンパイグー)。
どす黒い薬膳スープはそれほど強烈ではなく、ほのかな薬草の香が肉の脂っぽさを中和。
肉は柔らかく骨からほろりと取れ、スープはエキスが混ざり合ってコクがあって美味。

ヨメは臭豆腐の評論家だったのだが、そろそろ卒業し、薬燉排骨評論家を開業すると宣言。

いや、確かになかなかのモノ。
どうやら胡椒餅と並んでこの夜市のもう一つの名物らしい。

骨付き肉は行儀よくハシで食べようとしてもうまくいかない。
手で持ってかぶりつかねばならないので手は汚れるし、食べカスはテーブルに散らかるしで、食べ跡が結構汚ないのが難点か。

デザートに店で冷製ぜんざい。
ここのは汁が薄く、シロップ状でたよりなかった。
台南の角の甘党屋台喫茶とか中山裏通りの屋台とかではもう少し美味かったんだがな。
まあ、いいや。
当たり外れも露店屋台夜市のうち。

私は冷製ぜんざいの批評家でも開業するか(^^)
台湾では大の男が甘党喫茶で溜まってても別に普通なんで。
中身のバラエティも非常に豊富。
紅豆と白豆しか食してないが。


この周囲には健康養生館と称する町のマッサージ屋も多い。
夜市の帰りにマッサージでもとの予定もあったのだが。
中には少々アヤシ気な店も。
実は私はそれが目的だったが(^^;
店で客待ちをしているお姉さんの風体を物陰からよく観察して見極める必要がある。
しかし、朝が早かったので眠ってしまいそうだ。
今回は残念ながら割愛(^^;

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