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[台南高雄安宿紀行] |
愛河岸散歩と国王三温暖 |
2016/9/6(火)17:7 |
8月29日(月) ホテルの朝食。ラブホにしてはまずまずのビュッフェ形式。 ![]() いつもながら、どんなホテルの朝食ビュッフェにもルーロー飯があり、まちがいなく美味。 これと野菜とデザートの蒸饅頭、コーヒーさえあれば文句はない。 ![]() 地下鉄市議会駅の高雄市公共自転車を借りる。 ところが、クレジットカードを入れて操作すると全部エラーになってしまう。 あきらめて、愛河方向に数ブロックの次の自転車ステーションに向かう。 ![]() 高雄市議会議事堂 ![]() 月曜朝の高雄市ビジネス街。 道路幅の割には車は少なく、南国風の濃い緑の街路樹が茂っている。 これで暑くなけりゃなぁ・・ 次の自転車ステーションでもことごとく操作失敗。 ふと見ると警察暑の前だった。 玄関で立ち番をしていた若い警官に事情を説明・・・というか無理やり表に出てもらって、市公共自転車の貸出手続きを一緒に検証。 ![]() 若い警官が、今まで操作しなかったボタンを押した。 すると次に正常な貸出操作に進められ、遂に自転車番号の緑ランプが点滅。 やっと借り出し成功! 私のクレジットカードの記録で自転車が一台未返還状態になっていたようだ。 そういえば今年4月に高雄に来た時、最後の返車操作をいい加減にしてしまった記憶があり、帰国してから確認すると、別にオーバータイムの料金は取られてなかったので忘れていた。 若い警官が以前の記録の返還処理をしてカードOKになったようだった。 再び警察署玄関の立ち番に帰った若い警官に自転車上から手を挙げて挨拶。 ![]() 結局、JCBのクレジットカードで引き出したがVISA口座の現状が少々心配だった。 警察近くに台湾銀行のATMがあったのでVISAデビットで引き出すと問題なし。 ![]() 旅行中はいろいろと気にかかることがあるのが常だ。 日本でなら夜中でも24Hテレホンサービスで確認できることでも、外国ではままならない。 自転車とカードの件が片ずき、何となく気楽に自転車を漕ぎながら口笛(^^)v ![]() ↑昨日の朝の台南運河沿いの構図とそっくりだが、自転車が違うだろ。 午前中は愛河岸辺を自転車で散策し、午後は高雄中心街探索という本日の予定。 ![]() 例によって朝食時に適当に本日のホテルを予約したが、地図で確認するとこの橋の近所だった。 一応ホテルの所在確認。 ホテルはなかなか良さそうだったが、残念なことに近くにMRT駅も公共自転車ステーションもなさそう。 まあ、2500円以内なので多少の歩きは覚悟の上。 ![]() 今、ホテルの予約票をもう一度確認してみると七賢三路 237番地の237ホテルだが、なんと料金もたまたま2307円だった(^^) ![]() ![]() ![]() ただ暑くなけりゃなぁ・・ Google地図で愛河沿いを市立美術館まで行くつもり。 前回は高雄港湾地区を走ったので、高雄自転車散歩はこれでいいだろう。 ![]() 市立美術館近くになるとまた風致地区指定で、緑が多い。 ![]() 道路もきっちり区画され、街路樹、街灯の配置も整然としていてある種の都市美を感じさせる。 ![]() 美術館の裏庭の公園。 ![]() ![]() この日は日本でも積乱雲や台風の影響で急降りとか局地豪雨が多かったようだ。 傘は持ってきたが、とても傘をさして自転車を漕げる状態じゃない。 12時には今のホテルに返ってチェックアウトしなければならんのに。 ![]() 幸い30分くらいのロスで雨が上がる。 ホテル目指してまっしぐら。 ホテルに自転車を横づけし部屋に帰り、シャーワーを浴びてからチェックアウト。 ![]() チェックアウトすませてから、カンター横のソファで改めて荷造り(^^; 受け付け嬢はあまり英語は得意ではないが、わりあいカワイくて、白ブラウス、黒タイトのミニは私の大好物。 いろいろ横から盗撮中。 完全に気が付かれてしまっているなぁ(^^; ![]() ここで携帯キーボードで入力した旅行中の記述が全て別のファイルで上書きされて消えているのが判明。 操作ミスか、プログラムバグか? ヨメからのメールで、ハハオヤが入院とのこと。 これで、また何となく旅行中だが気にかかるネタを2件仕入れさせていただきました。 ![]() 今度はリュックも自転車に乗せ、案外近所だった本日のホテルに自転車横づけにしてチェックイン。 少し中心街よりも外れるが、下町風情の中の新しいモダーンで明るい小規模ホテルだった。 安宿ではないのだが、珍しくシングル部屋があったのでその値段。 ![]() ![]() ![]() このホテルなら高雄の定宿にしてもいいかも。 格安ホテルのマトメ: 大規模格安: 大陸系団体旅客が多く、館内が騒動しい。 ラブホ兼商務旅館: 窓がなく、古いじめっとした部屋が常で閉塞感あり。 ![]() 結局、こういう明るい新しいホテルにシングル部屋があれば、妥当な料金で宿泊できるのだが。 やっと見つけた最良のシングルといっていい。 ただし、駅、自転車ステーションからちと遠い。 すぐに市公共自転車を返却に行かねば。 ![]() 高雄七賢路界隈。 ![]() また雨になる可能性が強いので自転車は止めて地下鉄で中心街へ。 ![]() MRT中央公園駅。 公園側の出口↑ 面白そうだが本日は街歩き予定。 ![]() 道路は広いのに、交通はそれほどでも。 台北よりよほど静かな印象。 ![]() ![]() ここでやはり雨。 幹線道路より少し入った角にあった手頃なレストランの路上テラスで雨宿り。 ![]() ![]() これもなかなか美味。 台湾ではどこで食べても普通に美味しいのだ。 ←ふと向こうの家並みの上方を見ると、うっすらと高雄85の尖塔部分が霞んでいる。 雨模様の黄昏の高雄85↓ ![]() 少し小降りになった頃合いを見計らい地図にマークしてきた国王三温暖(サウナ)へ。 ビルの側面の露地に面した入り口から地下への階段が直に開いている。 日本で見たどなたかのブログでは 小姐服務があるとかないとか(^^; その方は「ハッテン場」風のアヤしい雰囲気なので30分で撤退したとも。 ワクワクしながら地下カウンターへ。 450元。 なんだか昔あった地下阿片窟に潜入していくような気分も少々。 設備は古いが普通の台湾の男性サウナだった。 ![]() ![]() 上書きされて消えてしまった記述を何とか二時間ほどで復元。 気になっていたことを少し軽減できたような気になる。 そのうち誰もいなくなったので写真撮影。 ![]() どうやらここにはそういうのはない(xx)。 休憩室から見えるマッサージ室には男性施術師が一人だけのような。 浴室には近所のおジイちゃん連中が2,3名。 棚には個人置きのプラスチックカゴのシャンプー類。 まあ、雨の日にはサウナでゆっくり、でいいだろう(^^) 後はハハオヤの様子だけか。 サウナから出ると八時前。 ![]() 三多商圏側から帰ることにして歩く。 何か食べて、地元のSPAにでも? 途中大KTVの建物あり。 ![]() あまりに豪華絢爛だが、同様のがもう一軒ある。 玄関ドアの後ろにミニ嬢がチラと見える。 ここは敬遠して通りすぎたが、今回は台湾KTVを試してみても?とか考える。 とにかく夜食。 実はまだそんなにすいていない。 ![]() この店の売り子さんは日本語がうまく、まったく問題ない。 牛肉麺は牛汁がなかなかのB級味でうまかった。 となりに新光三越アリ。 ![]() この辺りがどうやら高雄随一の繁華街のようだ。 数軒のデパートやショッピングビル、裏通り屋台村まで。 ネットで調べ、近くの花園KTVに行ってみることに。 ![]() 英語で”Japanese speaking girl ? というが、「いない」との反応。 じゃ、いいよ。 ネットでは青年2路あたりが日式スナックが多いとか。 そのあたりをうろつくが、何も見つからない。 ![]() 和民・ダイソウ・豚カツ・うどん屋の入ったビル。 高雄では台北より、もうひとつ日本が目につく。 本日はあきらめて帰る。 また、今度来る時まで。 そんなの、あるのかね? ![]() 日本・日立製とか日本・東京大学N人(町の学習塾)とか日本という国名が未だに購買欲を生んでいる。 面はゆいような日本への信頼と憧れ。 そういえば、セブン・イレブンで英語で用事を済ませたとき、後ろから「Japanese?」と声をかけられた。 まだ学生っぽい若者だった。 「?」応えてみると英語も日本語もよく喋れない。 しかし、「自分は今日本人と喋っているのだ。」という昂揚がありありと。 日本人がうようよの台北ではあり得ないが、高雄ではもしかしてまだ? 適当にあしらったのだが、彼は家に帰り「今日、日本人としゃべった!」と報告するんだろうか? なんという素朴なNippno-philieが生きているんだろうか? 地下鉄中央公園駅構内で↓ ![]() ![]() ![]() もしかして高雄市交通当局が私個人に? はい、私、ある種の好奇心だけは未だ(^^; 地下鉄車内の装飾イラストのテーマは日本・江の島とか書いてあった。 本日のホテルもよりのMRT駅は前回高雄泊まりのハーバービューホテルと同じ駅。ただし、方向は前回の港側とは逆。 駅に降りると、4月のこの駅を思い出した。 進行方向、逆方向とも同じような屋根と階段の出入り口で、同じような歩行者天国風大通りに面していてよく似ている。 一度、まったく方向を間違え逆方向にしばらく歩いていってしまった。 ・・・ということを思い出した。 こんな記憶はまったく無意味なので一度も反芻することもなく、どこかに埋もれていたのだが、その場に帰ってくると自然に思い出してしまった。 え?人間ってすべての人生を僅かも漏らさず記憶に抱えて生きているんだろうか? しかし、突然よみがえってくる光景にヨメがいて、すこし涙の気配も。 まだそんな光景が私に残されているんだろうか・・・ ![]() ![]() ピーナッツの粉がかかっている。 他の客の注文をながめていると、肉粽30元と味噌汁10元が定番のようだ。 次はそうしょう(^^)v 。 食料店で缶ビール(台湾牌29元) ここがこの銘柄最安値だった。 ![]() ホテルの夜番のおニイちゃんは英語もあやふやだった。 スリー・ワン・シクスにどんな別解の余地がある? しゃあない中国語で、サン・イー・ロク・・・は日本語だったか(^^; 時にエレベーターの音が聞こえるが、部屋は明るくて快適。 トイレに簡易シャワーしかないし、電気ポットなし。 しかし、ケレンミなくきっちりとシングルしていて気持ちがいい。 この値段ならリピート可だな。 |
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