寧夏街夜市 .. 北投春天酒店露天温泉と熱海ホテル会食
[台北台風記]

西門から龍山寺へ

2016/10/2(日)21:31
9月24(土)
ホテルの朝食レストラン。

窓が多く開放的。ビル越しに淡水河がちらりと見える。
後は明るく喋りながら楽しくお仕事中の給仕のおネエさん二人。

予定も何も決めていない滞在だが、ホテルのシャトルバスがどうやら西門町まで行くらしいので、本日は西門から龍山寺に行くか?といい加減な方針で。

シャトルバス内で金山方面に行くという日本男子二名と同乗。
この方達は初台湾で、ホテルで金山?というとこのバスに乗せられたとか。
「台北駅までとりあえずシャトルバスで行け」という事なんでしょう、と先輩としてアドバイズ。
実は違ってたが^^; 若い?スポーツマンらしい(サーファータイプだな)ので、まあ自力で苦労して来てください(^^)/と無責任に放り出す。

シャトルバスは台北駅をぐるりと迂回、快晴の西門交差点に。

週末の若者でごった返す西門繁華街。
日本でいうと新宿というイメージ。

新宿西口広場も「西」が付いてるし(^^)
なんばと少し違うのは、「食い倒れ」よりも洋品雑貨店が主体だからか?


これ↓回転すしのようだがレーンを周っているのは料理のサンプルだけ。

眼の前を通り過ぎるサンプルを見て後のニイちゃんに注文していた。


出店で台南蝦捲があったので思わず買い食い。
先月、台南の周氏蝦捲で食い損ねたので。

しかし、この店の圧倒的人気商品は下のカップルが食べているドでかいチキンカツ。


昨夜、夜市の屋台で買い咥えして遊んだ鶏足薬膳タレ煮込み等の専門店もあり、大盛況。
これは全国チェーンで展開しているようで西門本店らしい。
やはり、脚や首や嘴よりもモモ肉の方が高額だった。


トイレ休憩した全家便利商店(ファミリーマート)のイートインから外の町並↓

店の2階がまるまる休憩室で便利だった。





週末のイベントか、コスプレ大会準備中。


西門町映画館街。

冒険活劇主体、ハデな看板、趣向を凝らした呼び込み。娯楽映画全盛の熱気あり。


極彩色の落書き風装飾。



え?こ・・この人は?

あまりレストランの選択肢は多くないので、私が台南でもお世話になった「定食8」へ。、

定食8の「海景丼」180元。
茶碗蒸し・デザート付。
キャベツ・味噌汁・ご飯はお替り自由。
もっとも一人分しか注文していないのに、ヨメが何回もお替りに行くので気にはなりましたが(^^;








↑檳榔(ビンロウ)販売所。 タバコ屋はないが、檳榔屋はそこここに。
しかし、このときは読み方も中身も知らなかった。アヤしい・・とは思ってたが。

西門から同じ方向の龍山寺に行く予定だったが、暑いのでやはりMRTで行く?
しかし、私にはその方向に調査研究対象が一つある。
とにかくそこまで歩いて・・・

漢土(ハンズ)三温暖のさりげない入り口。
グーグル地図ではHans Men's Sounaとなっていた。
これはアヤしい。
ヨメを表に待たせて、入り口から二階に上がって尋ねる。
「ここ、フツーのサウナ?」
番台のオバちゃんはキョトンとしていたが、横でたむろしていた半裸のおッチャンのうち一人が笑顔で応えてくれた。
「ホモ・サウナだよ」
「オーケーさいなら。」

ということでいつの間にか龍山寺界隈に。

赤レンガと木造扉が続く建築群、歴史的風致地区らしい。

地区教育センターとかの看板だが、観光客も大勢。
プロのモデル撮影隊も二組。


これはウチ自前のモデルさんで。


「レトロ日本」の他に台北で目立つのは赤レンガだろう。
古い公共建造物なら殆ど赤レンガ造り。
メンテナンスも常に行われているようで、古腐れはない。

煉瓦建築物も今でも建てられていた。




この建物は昔は羊の皮捌所だったらしい。
もう少し遠くの森の中にあったのだが、ここに移築されてきた・・とか、散歩途上のどこかのおジさんが英語で説明してくれた。


いよいよ龍山寺界隈。

龍山寺門前町。

龍山寺山門。
信徒・観光客入りまじり、活況様相。

いろいろ芸をするのだが、誰もみてくれない。

龍山寺境内。


地元の人の信仰は篤く、なんだか観光でうろちょろしているのは悪いような。

そのうち壮大な読経が湧きおこり、全員が朗唱を始める。

日本のお寺さんのヤツに比べ、非常にわかりやすいメロディーを大声で。
いつもながら日本の寺院も「エンターティンメントとしての宗教」ということを真剣に考えてもらいたい、と思う。退散。


龍山寺界隈の夜市が始まるにはまだ早いので地下街で休憩。
ふと入って見た水果店。



何故か水果店ではなく「龍山寺水果倶楽部」となっていた。
なんだか地域のお年寄りのたまり場のような雰囲気。

皆、競馬予想のような表計算に熱中して過ごしている。なんだ?

そのうち、奥のグループではバイオリンを弾きだす。
なかなか達者な腕前で、邪魔にならない小さな音で何かのメロディーの数小節をいろいろ移調して弾いたりしていた。
歌い手の声域に合わせていたんだろう。
なかなかいい雰囲気で、われわれもゆったりとマンゴー喰って過ごす。

しばらくすると、店のおバさんが「若タケ炊いたので、どうぞ!」と。
われわれもお年寄り倶楽部仲間と認めていただけたのか(^^;


さて、もういいだろう。界隈の夜市へ。


露店の夜市の他に、華西街観光夜市というアーケード商店街も。


蛇肉専門店も数軒。


他、足マッサージの店の激戦区らしく、10軒ほどが肩を並べて客引き合戦。
40分299元(1000円)がコチラの相場。

とりあえず、とある一軒でマッサージをしてもらう。
以前、ヨメが中山地区で足マッサージ30分を頼んだところ、そのうち10分が足湯だったので実質20分しかなかったらしい。

10分程の足湯はあるが、その時間は肩もみに。
しかもこの10分は足もみ時間40分にはカウントされてなかったようだ。
かなり効く(イテテ!)の40分。
足もみだけでよくもそんな多彩なテクニックがあるもんだ。

安いし、技術も確か。フット・マッサージは龍山寺だね、という結論に。
尚、この店の先客、後客とも日本人カップルだった。

表の露店夜市探索に。


一通り歩いたが、まだ空腹ではない。

とりあえず夜市の外れの店で臭豆腐を食す。


トイレはキレイだったとか。



一旦ホテルに帰ることにしてタクシーを捕まえる。
この運ちゃんが日本語を使いたくてしかたがない風によくしゃべる方だった。
一時は車内で「富士は日本一の山〜」とかの大合唱(^^;
そういえば、昔日本で夜の商売をしていたとき、タクシーの運ちゃんがやたらと話しかけてくるので閉口したことを思い出す。
最近の日本のタクシーで、ソレはないのではなかろうか?

一旦ホテルで休憩し、再び近所の寧夏街夜市へ。





昨夜食べそこなった焼きガキを食す。
牡蠣は安くて大きかったが、少々ヤキが足りないヤツもあった。
焼き米粉30元
肉粽45
刈包45。
焼きビーフンは殆どどこでも30元。
あっさりとした食感が良く、手頃に小腹に入れるのに恰好。

本日も界隈のサウナ・SPAを試みるまでには至らず、ホテル帰着後就寝。

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