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  小籠包を食いに行く


1月13日(土)3
乗ってきた88番のバスで帰ろうと反対方向のヤツに乗ると、なんだか直接市街には帰らず安平港の方から大回りするようだ。

まあいい。
自転車が借りられれば走ろうと思ってた地区だった。
一昨年私の台南で泊まった床屋ゲストハウスのある町筋だった。
アレはアレでなんだか懐かしい思い出にはなっている。

市内中心で降車、WIFIの使える新光三越に行こうとして手前の大ホテル・ランディソンのロビーに落ち着いてしまう。

ココの値段は?
「案外安いよ!」と日本語パンフレットを見てヨメは。
「あのね。値段は台湾元表示だよ。日本円じゃないよ。」
「・・・(^^;」
では今日は昨日のホテルに近い駅前直ぐの4星ホテルを見学し、よければそこにしよう。

四星大飯店のロビーに行き部屋を見せてくれ、というと日本語の話せる愛嬌のある女の子が空き部屋を2種類案内してくれた。
先ずはきっちりとした老舗ホテルの印象。
駅前道路がうるさいが、部屋は建物の後ろ側でそんなに騒音は入ってこない。
本日はここでいいな。

昨夜のホテルに帰り、荷物を引き揚げロビーのWIFIで四星予約。
フロント提示金額と大差なし。そのまま歩いてホテル間移動。

フロントで宿泊チェックイン。
「9:30からロビー奥レストランで夜食が出ますよ。」
「えっ\(^^)\」

部屋に荷物を置き、目の前のバスターミナルからヨメの調べてきた「上海好味道少籠湯包」に行き夕食予定。
Google地図ではバス停から少し歩かねばならん感じだが。
よく見ると前々回ヨメと夜道をとうとう歩きとおしてしまった瑞豊夜市にも近い地区。
この辺りで不吉な予感もしないでもなかったが(^^;

ま、難航はしましたね。

目的の「上海何たら」に近いバス停で降りたと思うのだが、Google地図のマークではエラい方向違いのような・・
せっかくバスで来たのに今更タクシーを使うのもシャクだし・・・

前から歩いてきた母子に道を尋ねる。
母子はそれぞれ自分のGoogle地図で検索してくれるが、よくわからん。
結局母親が近くの店で尋ねてくれ、「歩いて10分程」らしい。
で、一緒に同行してくれた。
母親はカタコト英語なので、そんなに会話は弾まなかったが、台湾人の旅行者(特に日本人)への親切心に改めて感謝。
私のGoogle地図上にあったポイントは実はこのレストランではなくて、単に指が偶然当たった場所だった。
母子は店の前まで案内してくれ、更に店の従業員に何か告げてくれた。
さしずめ「マケたってなぁ」か?
ちがうか(^^;
本来なら「一緒に食べませんか?」とか充分にお礼をするところだろうが、コミュニケーションがそれほど円滑ではないので同じテーブルとなると食べている気にもならないだろう。
よく礼を言って、店内から手を振って別れる。
まあ、この母子は別の日にまたこの店に「どんなんか」と言って食べに来るだろう。

さて、何にする?

先ずはプレーンの小籠包。

ジューシーで最初に噛む場所を間違えると汁が飛び散ってしまう。

いや、さすが本場の味、上海ならでは・・・ってここは台湾だが(^^;

後は酸っぱい豆腐のスープと春巻き。

この酸っぱいスープは最初は抵抗のある酸味だったが、なれると旨味にかわり、初めて体験する味。
こういうのって病みつきになりそうな。

薬味に添えられているのは生姜の細切り。
これがどこにでも多量に入っている。
それに値段が大衆的で明るくて入りやすい店。
ネットの口コミで検索できるくらいのことはある。
満足である。
本日はホテルで夜食も出るそうなので、この辺でやめておく。

帰りのバスを待つが、よく見えればもう電光表示で「Service Over」になっていた。
で、やはり予感どおり台南駅まで歩いて帰るということになった。

以前にも瑞豊夜市から歩いて帰ったので馴れてるし(^^;
まあ、駅前まで30分くらいだろう・・まあ、実際にもそんなもんだった。

駅前四星大飯店帰着。
さっそく夜食を食いにロビー奥のレストランへ。

難波のホテルで10時頃ふるまわれる夜食の光景を見た覚えがあるが、アレは夜泣きソバだけだった。

ここのは軽食と言えるレベルでゆっくりとコーヒーも飲めて、都心のホテルの夜を過ごすにふさわしい感じ。

タダとなれば俄然頑張ってしまうたのもしいヨメ。

vo:2018/1/20(土)23:10 vp:2018/2/7(水)16:54
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