ザールラント通信へ.. 02 ホーチミン初遭遇
[ヴェトナム紀行]

01 バイクの街、ホーチミンシティへ      

2015/10/7(水)16:05
9月18日(金)

とにかくベトナムへ。
この夜のホテル一泊予約しただけで。
後はよろしく頼む>ヨメ。


トランジットの台湾桃園空港にて。


何故か会員権を持っている独立系ラウンジへ。

確か同伴者は有料だったハズだが受付で尋ねると2名まで可、とか。
良かった(^^)v
私はもうかなり利用しているのだが、ヨメは会員ラウンジは初めて。

ビジター料金は確か$27。
私が入ってる間、ヨメは外のベンチで、とか想定していたのだけど(^^;

何となく、幸先がいいような?


そうこうしているうちにベトナム、ホーチミンシティ到着。

空港内到着階にはタクシーチケット兼SIM販売のブースが数ヶ所あり、取りあえずViettelのSIM購入。
通話なしのデータ通信専用のヤツを290kVNDで。1800円弱か。

若い女性の販売員がそのままSIMを私のタブレットに装着してくれたが、メニュー表示を英語に出来ず、といって私自身はVPNその他設定をあまりいじったことはなく、大いに手間取る。
いろいろやっているうちにどうにか設定完了。
「良かったですね」と笑顔になる。
これがベトナム人女性との会話第一号。なかなか親切で親しみやすいとの印象を受け、未知の国への違和感が軽減。

この間、ヨメは同じブースの別の係り員にタクシーチケットの値段を尋ねている。
しかし、ホテルの住所は私のタブレットの中なので不発だったようだ。

タブレットのホテルの住所を示し、220kVDNでチケットを買う。
そのまま空港外のお兄さんにチケットを渡し、タクシーに乗り込む。

空港外に出ると見事にバイクの洪水。
なんと!
車のすぐ横から前にバイクの列がすり抜けて出ていく。
ひっきりなしのクランクション。

当初はむちゃくちゃで混沌とした交通のように思えたのだが、それはそれである種の秩序が支配しているのが分かってくる。
何よりも全員が同じ速度で走っていて、スピードを出して突出しているものはいない。
車もバイクもすべて同じ、いつでも停まれる時速30キロの流れか。

サイゴン大聖堂に近い都心のホテル(★★★★☆)着。

開業してひと月経っていないAccor系のホテルで、フランス語が通じた。
とにかくベトナムは物価が安いので豪華ホテルに泊まりまくろう、というのも今回の旅行でヨメと合意したコンセプトの一つだった。
しかし、フランス語が使用できたのは全行程中ここだけだった。
もう少し昔の宗主国の教育の名残があるかと思ったのだがね。

こじんまりとしているが流石に洒落たホテル。
水回りと寝室の仕切りが透明ガラス状でカーテンで遮光。
部屋の見かけを広く見せている。
屋上にプール。

ホーチミンの都心の夜景を見ながら泳ぐ少々不思議な光景。
ちなみにベトナムの星3つ以上ホテルではプールとSPAが必ずセットで付いているようだった。

このホテルのSPAを見学に行くと、「来週月曜から」という。
来週月曜がGRAND OPENでまだ本格稼働していないのだった。


さて、バイクの騒音に満ちた界隈をひと回り。
広い道路に鬱蒼と茂った街路樹。
東南アジア特有の歩道を勝手にテラスに使った簡易商店とカオチックな路上小売商。
都心にも関わらず歩道の補修はまったくなく、穴ぼこだらけ。
路上駐輪のバイクが平らなところを占拠していて殆どまっすぐ歩けない。

ホテルの前のブロックはだだっ広い野外催し物会場になっているようで、大音響でのポップス歌手のプロモーションと、女子空手の試合が同時に。
両者には何の関係もないのだが、この国では音にたいする感受性が大いに違うようだ。

ダイヤモンドプラザ(ショッピングセンター)階上のフードコートで「焼き飯」試食。
ロッテリアとペッパーライス、ダンキンドーナツ等が入っている。

この時点では夜の路上食堂を試みるような勇気はない。
このフードコートが無難な感じ。
味もまずまず。
値段は高め。

ホテルに帰り、検討の結果ルームサービスで夜食を取る。
このホテルの宿泊料金には60US$相当のクーポンがついていたのだが、SPAも開業していないし結局もうこの時間ではルームサービスで使う以外にはないのだった。

これは流石にプレゼンテーション、味、調味料の種類すべて満足の食事になった。
まだクーポンの金額が余っているのでデザートのチョコレートムースまで後で注文(^^)v


かくてホーチミン第一夜が終了。

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