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[ヴェトナムで暮すということ]

ホイアンホテルにて(2)

2016/4/5(火)12:51
2月21日(日)
予報では昼から晴れ。
朝食前にホイアン市場見学。



それなりに活気があり、それなりの南アジア的混沌に。
前回ヨメの写真を撮った井戸とか周囲に散在する中華風寺院とか。


朝食後午前中は部屋でのたりと時間潰し。

ウチの部屋の表廊下つきあたりからは道路を挟んで小学校が見える。
午前中は校庭で遊ぶ子どもの声がにぎやか。

午後、クオダイビーチ行きのシャトル便出発時間 1:30に会わせてバインミークィーンに。

なんとなく「行きつけ店」のという感覚も。

バインミー20VND。
やはり玉子卵焼きが入り、炙りたてのサクサクのバゲットとの食感とベトナム複合調味料味の混沌としたアマルガム感。
簡易店舗にもかかわらず、やたらと外国人客が多い。

相変わらず壁にはホーチミンさんの写真。



1:30のシャトル乗車。

海岸への道は夏の雰囲気。
やはりベトナムは晴れてないと。
晴れると常に夏。

海岸への道沿いをながめているといつも子供の頃の夏休みを思い出す。

夏休みの田舎の木陰。
海水浴場の簡易店舗。



ホイアンリゾート着。
海岸に出てみると風が強く波高く、とても遊泳できる状態でもないし、ビーチパラソルでのんびりという状況でもない。

ホイアン・リゾートホテルのフロントで帰り便時間確認。
2時発。
いても仕方がないので直ぐ帰ってしまった。

喫茶River breezのテラスでは別段風も来ていなかったので次の連絡まで2時間くらいゆっくりビール飲んでいても良かったな、と後で思った。

別に私には急ぐ理由なんてまったくない。


ホイアンホテルに帰り、ホテルのプールで泳ぐことにする。
まだ少々水温が低めだが、そのくらいはいつものことだ。

1時間くらいプールサイドですごし、少々冷えてきたので部屋に帰って風呂にはいる。
なんだか身体が夏風にとろけだし、なんとなく夕方まで裸でごろごろ。
風邪の気配はとおのいたようだ(^^;
この持て余す身体の処理をどう? ホイアンでは無理か(^^;

夕方、少々軽くなって旧市街へ。


ネット情報ではランタン祭りは火曜日ということだが、川沿いのレストランでは照明を落としてまるで本番のようだ。
日曜なので繰り上げ開催?

川沿いを大回りしてひとまわり。

「いつもの」簡易食堂3軒の手前側はもう満員。

昨日食べた次の店も空きなし。
結局一昨日入った三軒目がいつも空いている。

カオラウ、コムガ・セ(蒸しチキンのライス)、サイゴンビール:90VDN。

なんとなく注文が板について来た。
店の女の子も心持ち愛想がいいような。


前の屋台で一目瞭然の日本人中年夫妻が注文している。
奥さんが常にノートを開いて何事か記述している様子。

いや、そうではない。
値段を尋ねても、聞き取れないので書いてもらおうとしていたのだった。
しかし、書いてもらっても手帳を見て未だ???のまま。
屋台の女の子が見かねて実際の紙幣30DNを見せて「コレ!」と教えている。
結局、よくわからないのでとりあえず100kVND札を出してお釣りをもらっていた。

いや、ベトナムの紙幣の種類と桁の分かりにくさ、心より同情いたします(^^;
次にこれも一目瞭然の大陸中国中年女性二人組が。
慣れた様子で女の子に英語で尋ね、「フン」というような風情で立ち去る。

日本人だけが異常にコミュニケーションに問題があるようだ。
私もベトナムの英語が聞き取れず、難儀したのだが。
今回はそれほどでもないが。



旧市街を大回りするルートで日本人橋の上側から旧市街域外へ。
前回この道の途中まで行き、また賑やかな方に引き返した記憶。

すぐにハイバーチュン通りに、
いつものように面白そうな店を物色しながら歩いているのだが・・・
怪しげな店はみあたらない。

町角にプラスチックの簡易椅子に腰かけておっさん達がたまっている薄暗いカフェ。
得たいの知れない、しかし見慣れればごく普通のアジアの路上カフェ。
そのなかに座って私もただ時間を潰しているのか?

このときは明日からハイバーチュン近くの安ホテル暮らし予定なので入らず。

路上で座りこんでいる母子の茹でピーナツ買う。
ほんの小学生の女の子が母親に言われて値段をいう。
「10・・」
「Ten?」と10VNDを見せながら確認して支払う。
女の子が得意そうな顔でピーナツを山盛りにした袋を渡してくれる。
夜10時過ぎても路上で物売りをしている母子とかが。

ホイアンホテルの庭でコーヒーでも、と思ったがなんとなくそのまま部屋に帰る。

本日は旧市街の照明が暗く、充電も心細いのでI-Phoneのカメラで撮ったのだが、それをタブレットに送信するうまい方法がない。
最終的にはメールに添付だが、容量の制限があるので全部は無理でめんどくさい。
ヤフー!ブログに張り付けようとしたが、タイムアウトでうまくかん。
ホテルのロビーのパソコンを利用しに行く。
USBコネクタがあるがI-Phoneを繋いでも認識してくれなかった。

いつのまにか自分の過去のBLOGをパソコンで確認し、そのまま読みふけってしまった。

「カトマンズで死ぬこと」と題したBLOG記事が今の私の真実を予見している。
小説版も書いたのだがアレはアイデアだけで文章がくどい。
その中で胚胎した「年老いた孔雀」のイメージが今もここで羽を拡げようとはしているのだが。

今回は自分の状況を見定める、というようなテーマも持ってきているはずだが、そんなに悠長な気分で落ち着いているわけでもない。
「何もせず暮らすこと」をしに来ているのだ。
そのくらいならはできるか。


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