フェホアンガーデンホテ .. 裏通り下宿にて(1)
[ヴェトナムで暮すということ]

フェホアンガーデンホテル(2)

2016/4/9(土)0:22
2月25日(木)

朝食はかなり惨めな感じ。
かろつじてオムレツ&.パンケーキスタンドはあるものの、ホットケースには硬い焼き飯風と麺だけ。
サラダなし。パンと果物。
しかしそれはそんなもんだろう。
贅沢朝食バイキングに慣れ過ぎたか。


朝食後、約束どおり二階部屋に移動。

ガーデンホテルと銘々するくらいの手はかけてはいる中庭の眺め。
中華風に隙間なくびっしり埋め尽くしたアイテム。
この向こうは直ぐ表通りだが、うまく隠してある。
左側の建物は隣のVIP HOMESTAY。相互借景だな(^^)

プールもあるのだが、雨・曇りで泳ぐ気にはならない。
プールサイドのベンチでじっとりと座っている客はいるようだが。

部屋の広さはまずまずだが、スタンドランプもベッドサイドにひとつだけ、しかも壁からの電線に直結してあり移動できない。
カーテンのないシャワーのサニタリーユニットも暗い。
机上の作業は全く無理。


窓の外は横の畑の上に建設中のturlyホテルが見えるだけ。
それでもいい。
入り口扉の上が通風用すのこ板になっていて廊下と通じている。
どこかの部屋の笑い声が筒抜けに響いてくる。
昨夜はどこかの団体が実にうるさかった。
今朝の朝食場の様子ではベトナム人の団体の家族旅行のようだった。
まあ、私はどこでも寝られるが、落ち着いて滞在するところではない。
ただ、朝食レストランの給仕の女の子の足だけは(^^)→

例によって朝はだらだら。
FBに投稿と日記書き。

午後外出。

自転車にのる天気じゃない。
わずかな目的を決め、そこに向いてゆっくり歩く。
幹線道路からふとした露地にはいると全く別世界になるのが面白い。

路地裏の五十年はそのままだつたような下町生活。

こんなところに埋もれてしまいたくてここに来た。
そんな気にさせてくれるホームステイも発見。
帰りにチェック入れよう。

露地伝いに歩いていくと旧市街への分岐道路交差点横にでる。


この裏道ならのんびり往来できるが、やはり道路沿いの店屋を覗いて歩く方がおもしろいか?







旧市街川原道に出、昨年ホイアンで最初に入ったレストランの表側テラス確認。

本日は昨日食べそこなった路上バーベキューを試しにハイバーチュンへの出口まで。


路上で客が値段を訪ねている。一串10ドン。そか。
カンテキで火をおこしてるオバサンに合図して客になる。
オバサンではなくて少女だった。
4串注文。
しばらくしてワンセットが運ばれてくる。
串は10本くらいまとめて出てきたが、ライスペーパーの方が4枚になっている。
横に座っていた西欧系カップルに先ず食べ方の説明をしている。
こうしてライスぺーパーの上に野菜と鶏串をおいて巻き、たれにつけて食べる。
やってみると案外難しい。

この夜にも確認したが、ベトナムでは多量の葉っぱを生のまま入れて食べるので総じて料理の温度は低い。
日本のようにアツアツのうどんというようなイメージでは出てこない。
基本的には夏の国なのでアツアツにはこだわっていないようだ。
鶏バーベキューもタレにつけてライスペーパーにくるむとほとんどただの春巻き風の味になる。
焼きたての鶏串を巻く野性味がウリ。

2本目を巻くのに苦労している私を見ていた少女が笑顔も見せず淡々とコーチにくる。
鶏串の先に巻いてある歯止め用の葉っぱを先ず取って・・そうだったのか。
4本で40ドン。
まあ昼食としてはそんなもんだ。


バインミークィーンの店の前を通り、奥の通りをまっすぐ。
この通りの印象が観光地ホイアンにしてはごく日常生活的だったので、一度住んでみたいと思わせた。
この通りにあるホームスティ、Viet houseを外から見学。
かなりハイバーチュン沿いにあり、間口はせまいが建物は結構新しく快適そうだ。
他になければ明日はここか?
もしくは近所のグリーンクラウドホームスティか。

↑この通り唯一の観光スポット HOIAN  Ancient House  
とあるSPAで値段表を見ているとさっそく奥から女の子が出てくる。
ころころとしているが愛想がいい。
ボディマッサージ315ドンに渋っていると「いくらなら?」と電卓で250を示す。
そうか、交渉次第ということでもあるわけか。
一二度界隈を往復し、再び女の子に目が会いにやりとする。
昼間からSPA三昧かい?

しかし、先ずはバーベキューの油を流しに、ハイバーチュンのオープンカフェに。

ラルーを注文。
ここでも日記記述したりで1時間はつぶせる。
案外、居心地はいい。

いくら?というとオバチャンの返事が聞き取れない。
西欧系の客とも普通にやり取りしていたので英語は堪能風だ。

どうしても「イーピン」と聞こえてしまう。
まあ20出せば、と20ドン札を渡すと5ドンの釣りを持ってきた。

”ヒフティーン”が”イーピン”に聞こえたのだった。
どうもこのあたりにベトナム人の英語が聞き取りにくい原因の一つがあるようだ。

カフェの並びに大通りの比較的まとも系の玄関のSPAがあり、トリップアドバイザーの看板も出ている。
店の前で料金表をながめているときっちりした制服系美女風が目ざとくお出ましになる。
私には聞き取りにくいかなり流ちょうな英語で説明してくれる。
ボディテラピーは315ドン。
ぐじゃぐじゃと聞き取りにくいので曖昧な返事をしていると、それではいくらで?というような交渉になっていくような流れに。
いや、ちょっと飲み過ぎているので先ずそこら散歩して考える、と歩きだす。

べトナム電気技術大学前まで歩き、よく考えれば別に今のSPAでもいい。
他にすることも別にない。

もういちど先ほどの店に。
実際に足拭きから施術してくれたのはもっと若い子だった。
しゃがんで足を拭いているとアオザイ上着風制服からちらりと胸が・・(^^;

若い女の子に全身をさわりまくってもらえる一時間1500円。
もしかしたら交渉次第では?とか、いろいろ妄想を触発させられたり(^^;
マッサージパーラーに入り浸り、次第にそこの女の子と懇ろになって・・
とか妄想だけは自由に飛翔するのだが、いかんせんコミュケーションがまったくうまくいかない。
ベトナム英語は特別聞き取りとりにくいし、オマケに英語はダメとかいう(−−)

終了してから名残惜しく、チップを渡す気になる。
くそ、100ドン札しかみあたらない。
ええい、それでもいいか(^^;
明日の夜もまた来るので。
8時?OKでは8時の予約で。
チップが何となく意味深長・・・(^^;

ま、それなりに満足してホテルの方に引き上げることにする。
近所の気になったホームスティを確認する必要もある。


↑旧市街外側にある孔子廟    
露地を伝ってBlueCloudHomeStayに行くが、今日も明日も満室とのこと。


ホテルに帰り、部屋で其々少々値上がりしているホテル群を検討。
何かホームスティの方に吸引力を感じ、NATURALホームスティ朝食付き1500円に決定。

場所も露地裏ではないが、似たような露地を抜けたところの LI Thai To 通り沿い。
この地区の露地裏、旧市街のすぐ側に一軒よさそうなHSがあったが、多分もっと高いだろう。

ホテルの向こう並びもVIP Homestayだが、このホテルよりも宿泊費は高かった(^^;

7時半「鍵お願いします」と女の子に冗談っぽく大袈裟に言って外出。
建設中のTULRYホテルの向かい側の屋台でバインミー。

昨日はお父ちゃんが店番で、今日は中学生くらいの子供が作ってくれた。
結局家族交代で店番しているのか。


一日ぶりの旧市街だが、やはり散歩していると観光客の陽気に多少は感染する。
アオザイを完璧に着てカメラで撮影している女性一人発見。
ベトナム人がアオザイを着て観光することはない。
どうしても日本人だろ(^^;

雨が降ってきた。
いそいで食事場所を決めないと。
結局昨日に引き続いて旧市街ゲート隣の食堂へ。
カオラウ30ドン。
ここは結局カオラウ、MY Nung、コムガしかメインはなく、すべて30ドン。
安いが薬味・調味料の手抜きはない。
露店よりも安いのだ。
カオラウ+LARUE=50ドン。
幸い雨は上がっていた。
どこかでコーヒーでもと思うが、結局そのままホテルに。

安ホテル名物の団体客の高笑い。
寒いがシャワーを浴びる。
ネットで動画を見ていたら、そのまま眠ってしまった。

フェホアンガーデンホテ .. 裏通り下宿にて(1)