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[ヴェトナムで暮すということ]

ホーチミンから関空へ

2016/4/22(金)1:3
3月4日(金)
7時起床。
7時半朝食。
8時ホテルチェックアウト。

ホテル前で待っているベトサンタクシーに乗り込む。

「タンソニエットエアポート!」
通じず(^^;
向こうが「エアポートか?」と。
「YES」(^^;

一昨日のタクシーでも「City center、Hotel Mgestic」も通じず、結局「ニューワー」 (New World Hotel) だけが通じた。
ベトナムなまりの英語とカタカナ英語とは対極にあるようだ。


朝の通勤渋滞でシティセンターまでたっぷり30分、料金メーターで130ほど。
7区のホテルから空港までは250kVND。
してみると到着日の白タクで350だったので100ドンくらいぼられたか。
もっとも駐車場料金込みだし、300で交渉したのはまあ妥当な線だったか。

タンソニエット空港でチャイナ・エアチェックイン。

出国し、先ずはラウンジを探す。
タンソニエットは「アブリコットラウンジ」が入場可。ネット上の案内に従い、エレベーターで一階まで降りる。
しかし階下は工事中のような雰囲気。
座っていた係りが「三階に行け」とかのジェスチャー。
よく工事中を知らない客が降りてくるのだろう。
三階のラウンジ回廊をくまなく探したが「アブリコット」はない。

仕方がないので一番奥に位置する「インドシナラウンジ」のカウンターで「アブリコット」の所在を聞こうと思う。
そこに私のラウンジパスのマークがあった。
アプリコットが工事中はこちらで代行しているのか。
とにかく入場。



以前、風邪をひいてでワインばかり喰らってふて寝していた覚えのあるアブリコットよりは広くて各々の区画のソファーが深い。
こちらの方が高級感あり。

しかし朝食はホテルで済ませてきた。
残念ながら空腹ではない。
取りあえずビールとサンドイッチをとり、サンドイッチはリュックに詰めて非常食に(^^;。

少しラウンジ探しに手間取ったので急いでゲートに行く。
搭乗時間には少し遅れたが、ゲートの変更もあってまだボーディングは始まってなかった。

台北便11時5分ホーチミン発。

窓際指定で横に台湾の学生風の若者。
まだ航空機に慣れていないような様子でシートベルトやディスプレイの扱いに手こずっている。私も飛行機に最初に乗った時には隣席の様子を密かに覗ってマネたのを思い出す。

台北まで三時間、さてどうするかと一応ディスプレイの映画を探す。
新作で「スターウォーズ・フォースの覚醒」があり、やはり見てしまった。
飛行機のちゃちなディスプレイでは勿体ないんだが(^^;
しかし、映画の最後のクレジットが表示されると台北着のアナウンス。
時間的にはぴたりだった。

台北着15時55分。
16時30には関空乗り継ぎ便のボーディングが開始する。

トランジットエリア中二階の提携ラウンジに行くがあいかわらず工事中。
一体もう何回無駄足を運んだことだろう。
今回は前回のリベンジという気になり、時間が間に合うかどうかわからないが、とにかくターミナル2まで行き、開いているラウンジの確認だけはしてやろう。

急ぎ足でターミナル1を通り抜け、ターミナル2まで行く。
しかし直線的にD翼の端まで行ってもラウンジの案内プレートが見当たらない。
戻ってターミナル2の入り口からC翼への回廊を左折する。
やっと提携の「Airline VIP Lounge」 発見。
もう殆ど時間がないが、リベンジの思いだけでとにかく入場だけはしてやろう(^^;

腹立たしいことにラウンジ階の一番奥に位置し、昇りエスカレーター降り口からは大きく吹き抜けの回廊を迂回しなければならない。

とにもかくにも入場に成功したぞ(^^;

前回利用したときには半分工事中でかなり変な小部屋構造のラウンジという印象だった。
今回はもう完成していて、置いてある食料はなかなか豊富だった。
特におでんやカレーがあったのには誘惑されたが、いかんせん時間がないのだ。
それに飛行機に乗るとまた夕食がでるのだ。
ビールを飲みケーキを一切れ、さらに饅頭をひとつポケットに入れ、急いで退出。

ターミナル2から1へ徒歩での移動時間はいくらかかるのか?

C翼からD翼に接続する回廊の窓から外側に並行して走っているスカイトレインの線路がちらりと見える。
その端から端まで今から歩いて戻るのか、というプレッシャー(^^;

やっとターミナル1のA7ゲートまで戻る。
A7ゲートは免税店の間の少々分かりにくいところにあるが、比較的空港中央に近いので助かった。
例によって多少出発が遅れ、まだ搭乗は始まってなかった。
一応それも密かに期待し、サバ読んで戻ってきたのだが。

台北・大阪間の2時間を久しぶりに読書して過ごす。
エマニュアル・トッドの著作を滞在中に全部は読みきれなかった。
しかし2時間程度の持続力は未だあったようだ。

関空着午後8時半。
どこの空港より直線的な動線で入国できた。
自動入国の改札口もあるようだ。
係り員に説明を聞くと、国内線4階のスタバの向かいに自動入国の登録所がある、とのこと。
9時、南海関空急行乗車で大阪難波まで。

金曜夜10時過ぎ、今週の勤務を終えたヨメと難波で待ち合わせ、帰宅。
さすがに語らねばならない旅のエピソードは多く、道中喋りどおし(^^;

 「ヴェトナムで暮すということ」 完  
 


今回は波が高く、泳げなかったクアダイビーチ。この写真はまだ使ってなかったハズなのでここに入れておく
             -------後記------
今回の旅行にはパソコンを持たず、リュックサック一つで出ることにし、いつものブログ形式の旅行記は書かない予定だった。
旅行中数回フェイスブックに写真をアップし、それで旅行は終わりにするつもりだった。

「ただ暮す」といってもやはり毎日タブレット相手に日記は克明に書いていた。
帰国してから、タブレットとI-Phoneに分かれてしまった写真を整理していると、何となく写真日記として纏め始めてしまっていた。
しまった(^^; 
そうなると私は書き直し、編集することにのめり込んでしまうのだ。

旅行当初は「こんなところで一体私は何をしているのか?」とか自問していたのだが、次第にヴェトナムの暮らしの中で今の日常の不遇・不如意な魂の孤独を忘れることができた。
そしてこの旅を回想し追体験している間、「書くことの幸せ」さえも感じることができた。

語ることがあるうち私は死なない。
書くことで私は生きている。

しかしもっと簡潔に手早く語らねばなぁ(^^;
この旅の顛末は本日やっと語り終えた。

で、やっとこれで次の旅に出ることができるのだ、明日(^^)/

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