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  ホイアンホテルで 


’18 2月18日(日)
朝、中庭とレストランでの朝食。

中国系の大家族が多く、常に一緒にいる子供がうるさい。

後は韓国の中年夫婦と西欧人の老年グループ。









ま、当然私のような単独旅行者が滞在するホテルではない。
個人的には好きなホテルなんだが。



ヨーロッパのナンバープレートを付けたBMWバイク集団がホテルの玄関横に。

良く見れば車体やタイヤが相当汚れている。
ヨーロッパから中近東を経、そのままベトナムまでツーリングしてきたのか・・・

テト中のホイアンホテル前庭カフェで日曜日のお昼を楽しむおびただしい人とバイク。




私には関係のない正月の賑わい。

そのままホイアン市場散歩。

相変わらずの活気と賑わい。






FBにバイク一家乗りネタで記事写真投稿。





さて別に何も予定もない旅行本体開始・・・で何すれば?

12時、あまり腹もすかないので食べに出る気もない。
まあ、プールにでも。

この時間のプールサイドは西欧系ジジババだけの日光浴時間。

ときおり静かにご婦人が浮いている程度。
ビーチチェアの隅に割り込んで一泳ぎ。
ベトナム語入門読み始めるが、文法がかかれていないので丸暗記はできない。
せめて挨拶くらいは。

やがてアジア系の家族がプールに
子供の声がうるさくなり西欧系はそれとなく退散気味。
私も一時間ほどで退散し、さて?

3時からのビーチシャトルでクアダイビーチに行くか?
また橋の下レストランで食事・ビールでも・・・


というわけでホイアンリゾートにやってきたが、相変わらず海はどんよりでとても夏の雰囲気ではない。

橋の下レストランに行きかけたがまったく腹へっていない。






無理に食べるのもなんなのでまたホイアンリゾートにもどり、see breezeでハイネケンで過ごすことにする。


無為な時間・・・
市内のホイアンホテルでも、ここでもなにもせずプールサイドに寝そべって、あるいは自室のベランダでのったり過ごしている西欧系のジジババの姿。
常に子供と遊んでいるアジア系。

私はどこにもなじまずぽつねんと一人で。
少々わびしい感覚が戻ってくる。
私が心よく過ごしたのはホイアンの観光オールドタウンでもなくリゾートでもない。
郊外下町の下宿(HOME stayだった。。。
これではいかん。
別に心楽しいわけではない。
まだ、そのように無為な時間を楽しむ域には行っていない。

このようにして、何かを書いていなければ・・・

前回スティした下宿予約。
もっと他を探してもいいとは思うが、もう別に新しい経験を得ようとは思わない。
ホイアンホテルとあの下宿と。
知っている町の馴染みの宿。
・・・どうも本日曇りだなぁ。

ウェイトレスが「ビールのお代わり?」ときたのでコーヒーをもらう。
--コーヒーマシーンが故障でしばらく待ってください。
--いいですよ。時間余ってるので。
--どこから?
--日本。
--ホイアンはもう三回目。ホイアンヒストリックに泊まってるので、シャトルバスを待ってる。
--18時のですね。
--そう。

ハイネケン+コーヒーで115VDN。
--120。おつりはとっておいて。
帰りに彼女とすれ違い際、ちょっと会釈するとバイバイと下の方で手をふってくれた。

シャトルバスは中国系大家族集団で満員。
別に立っていてもいいので最後尾で乗り込む。
最後部座席の家族に抱かれた幼児がズボンをけったりする。
最後になって母親らしきが、隣の席を空け、すわれ、とか。
もうすぐなので、いいですよ。

中国系大家族か・・・
こんなところで一人宿泊しているという孤独感。
心の底がしめつけられるような孤独感。
・・・・しかし・・どこか甘い感覚も。

いわば子供の頃から親しかった孤独の念か。
裸電球に照らされた見知らぬ町角の。


18時半、少々気がめいっていたときにヨメから連絡。
スカイプ通話20分。
1分10円くらいか。
少し持ち直して外に。

クゥアオダイ通りの口コミがよかった4ツ星を見に行くつもり。
明日から反対側の地区になるので今のうちに・・自転車なら別に問題はないが。
なるべく車の通らない町筋を選んで通行。
まずは夜のホイアンの下町や路地。

アナンタラホテルの前通過。
少々筋を間違え、近道のつもりで細い路地に踏み込む。
・・・ベトナムの路地。

おなじみの路地裏光景だが夜は時として飼い犬のほえ声がうるさい。
正月休日の家族の楽しみは自宅カラオケのようだ。
あけっぴろげの玄関から大音量のカラオケが響き渡る。
騒音に対する感覚がまったく違う国。


目印にしていた橋に一方の側の「アゼリアホームスティ」はあるのだが、向かいにあるはずの「ル・バビリオン」が見つからない????
いつか見学したメルキュールのサインは遠くから見えた。
仕方なし、そのままクアオダイ通りを帰る。
このあたり、安ホテルとSPAが乱立。
簡易食堂には西欧系がぎっしり。
地元系と西欧系がぴたりと分かれているかんじ。
めずらしく地元系・西欧系がまじっている青空レストランにはいる。
大きめの店だがなかなか注文とりにこない。
兄弟ふたりだけで接客か。

Local beer 10DONとかの看板。
タイガーBを飲んだが20だった。
ビールはビンをそのまま口のみするスタイル。








パイナップル焼き飯を注文。
なかなか急がしそうで出来上がりまで長かったが、熱したステーキ鉄板皿でやってきて、目の前でかき混ぜてくれる。
まあ、意味はわからんがうまそうなにおいをさせる。

実際にうまかった。
このレストラン、案外居心地がよかったので気分回復、たちまち旅の楽しみ復活。
近くのスパでも・・・と思ったが明日からの風呂なし生活にとっておく。











本日はまずは健全に帰着(^^;

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