ダナンへ  .. [中部ベトナム無宿 index]  フエ観光ツアー ...

  しばらくフエで 


’18 2月23日(金)
朝から雨。
どのみち本日は昼から列車でフエに行くだけ。
ゆくっり朝食食って時間まで部屋ですごせばいい。
駅まではタクシーだな。

朝食はゆっくりできるような広さではなく、テーブルが5くらいでコーナーに餌場、
一応コーナー隅でPhoとオムレツの注文を受けてるようだが、担当の男はどこかに行ったきり帰ってこない。

特記すべきことなし。
ウエイトレスに頼んでPHOをもらう。
これが意外と美味だった。

後でやって来た韓国の子連れ夫婦の夫がPHOの二杯目を流暢に注文。
見かけはただのオッサン風だがヨメは多少美女。
韓国ではちょっとした会社でいいサラリーもらってるのかも。とか。

あまりねばれず、部屋に帰り整理。
とにかく行動的ではない。
11時そろそろチェックアウトの準備。
11時半チェックアウトしタクシーを呼んででもらう。

このホテルの受け付け嬢が意外と愛想良かった。
ベトナムのホテルの受け付け嬢は英語得意です、とかいうように早口が多いので閉口するが、このお嬢ちゃんとはコミュニケーションが素直に出来ていた。
昨夜のスパのリザーブも途中でこのお嬢ちゃんが出て来て助けてくれた。
タクシーでダナン駅までと伝えるのに ”rail way station”が伝わらず、汽車の真似までしてたらこの子が出て来て ”train station ?” と助けてくれた。
どうも私の英語の発音が伝わらないで困るんだ・・とか話す。
ビナサンタクシーが来たので上から合図。
受け付け嬢が運転手にきっちり行き先を伝えてくれていた。

メイン道路まででて右折直進という一番簡単なルートで行ったようだ。
駅前の混雑をすり抜けるのに5VNDほど余計にかかったが。
統一鉄道駅まで134VND。
結局タクシーでは空港でも駅でもにたような値段になるようだ。

・・・
ホームへの関所にネッカチーフの女子制服姿のおバさんに予約切符を見せ駅の構内待合室へ。

まだ1時間ほどある。
心配になってもういちどバリアを出、売店で水とパンを買う。11VND。
パン10水1VNDか?安い。

待合室は地元家族と西欧系バックパッカーだけ。
時刻表示等はなく、いつ列車が来るのかよくわからん。
12時半に列車がやってきて、ホームへの扉を開けて制服おバさんがチケットを確認して通している。
これなら安心だが、念のためこの列車はハノイ行きかどうか尋ねる。
いや、ダラット行き・・チケット見せて
これ。
これはあと10分くらいで。

安心して待合室の確保した席に戻る。
ついでにトイレ。
時間があるのでここでFBに「ホイアンからダナンへ」の記事あげる。
安心しているのだが、しかし列車は来ない。
いい加減不安になるのだが、周囲は別に気にしていないようだ。

一列向かいのよく喋る男・後車内でアメリカンと判明。
横の列の静かに本を読んでいる女性一人。
入口バリアに制服おバさんがいるので、切符を見せて状況を聞きに行く。
--- 列車遅れてるんですか?
--- ええ、1時間程。
--- え?1時間!
まあ、別に急いではいないんだが・
これで本日中のフエ観光はないな・・

1時間後別の列車到着。
殆どのバックパッカーは席をたつがホームへのチェックで追い返されている。
そうだろう、まだだろう。ここはベトナムだよ(^^;
14時過ぎやっと来たようだ。
チェックしている制服おバさんがなんとなく私の方を向いて合図している風。
ホームに出る。
知らなかったが待ち合い室ではなく直接ホームで待っている客の方が多かった。
そしてそういう客へホーム上にあまたの売店。

向かい側のホーム着だが、直接線路を乗り越えて自分の車両に乗り込む。
乗車扉への段が極端に高く、前の西欧系バックパック老夫妻のおバさんは自力で荷物を担いで昇れないようなので、後ろから荷物を支えてあげる。

車内は意外と平和的でそれぞれの指定席に位置を閉める。
私の席はちょうど中央のテーブルを挟んで前部・後部が向かい合う席だったので足が伸ばせた。
シートはなるほどソフトシートでリクライニングにはなっているようだ。
通路側にすでに若い男。
反対側の斜め向かいに先程のアメリカン。
さっそく喋り始めている。
これから16時間かけてハノイまで行くとか。
アメリカの学生は・・・
前の席にいた地元の女の子が英語が得意らしくいつまでも興味をもってしゃべっていた。

車内販売が来て横の男がとうもろこしを買う。
私にも買ってよこす。
一人で食べるのは悪い・・とかいう感じか?
しかし英語が得意では無さそうで反対側テーブルのアメリカンと女性に対抗するつもりではなさそう。
こちらもパン買ってあるんだが・・・
しかしこれはベトナムでは普通の親切なんだろう。
日本ではありがた迷惑だが。
私が食べ終わるのを待って、自分の分と連結車両の方に捨てに行く。
この間後ろの座席からも差し入れもある。
さすがに丁重に断る。

途中、名所らしいなんとか峠は雨と日除け網状カバーでよく見えなかった。

しかし窓外に熱中してないとしゃべりかけられる恐れもあるので・・・。
フェ寸前にも菓子パンのおこぼれが来た。

3時間くらいかかって5時ごろフエ着。

駅前のタクシーの呼び込みをかわし、外で眺めるとなかなかいいひなび方。

だいたいホテルまで歩ける距離だと予測してたので、雨が上がっていたので歩き出す。

右の赤レンガがベトナム統一鉄道のHue駅。
地図の通りすぐ川縁の道路になり、川原は公園ゾーンになっている。

正月のデコレーションが賑やか。
対岸にフエ王宮がある。 国旗が掲揚されているあたり。

広々とした川と河川敷公園の眺めがすっきりとして快い。
この時点でフエで後半を過ごすと決めてしまった。

「当分フエで暮らすことにする」  というFBのキャッチもできてしまった(^^;

歩いて適当な距離だった。

ホテルの受け付け嬢に歩いて30分で来たというとそんなに早くあるいたと驚かれてしまう。
Serene shain HOTEL 食付き¥2300はなるほど細い路地のおくにあった。

受け付け嬢はまずまずの対応、しかし次に案内してくれた営業担当嬢に熱心にフエ観光ツアーを勧められ、まあ一日目は町の観光スポット訪問でいいかと思う。
自転車で行くには距離がありすぎるとも言われたので。
フエ観光一日38ドル・・880VNDくらいになったか。
明日朝早い8時の集合で終わりが4時から5時なので、連泊の手配を頼む。

しかし明日は満員だが、系列のパレスホテルだと30ドルで手配できると。
そこをなんとか・・結局28ドルでと。
パレスホテルはホテルズコムではこちらより1000円高い。
3000円と少しか。それならOK。
.パレスホテルも一応候補にしていたので都合はいい。
荷物は朝チェックアウト時に預ければ明日夕のチェックインにはトランスファーしておくとのこと。

2300円部屋は十分でバスタブ付きだが、全体に薄暗い白熱灯しかない。
枕元のスタンドをカウンタまで移動させるとコネクタの形状が違う。
延長コードを持ってきてもらう。

夕食に外出。
中心街のブロックが歩行者天国になっている。
そぞろ歩きの中心街。







中央交差点では音楽イベントをやっていて大音響がうるさい。
ホイアンほどの特殊性はないが、バイクのいないこの歩行者天国は快適だ。
ひととおり歩き適当な店にはいる。
二階席に案内され、まずまずのロケーション。

外人客の方が多い観光レストランだが中心街ではすべてそんな感じ。

少々高めだが、地ビールのHUDA、豆腐、お好み焼きを楽しめた。125VND。

帰り歩きながらヨメにSKYPE通話。
「しばらくフエにいることにする」と。

中心街の回りはベトナムらしい下町で安ホテル下宿も多い。
コンパクトに何でもありの町か。

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