玉造温泉から松江 JR芦原温泉駅まで...

 国宝松江城 [島根]


'23 7月18日(火)2
さて国宝松江城である。

いやあ、本日は非常に暑いんで・・観光は大変だがね。

初代城主、堀尾吉晴サンの像。
この方はかなりマイナーな大名で、大河ドラマとはまったく縁がないのだが、それでも伝記小説はある。
中村彰彦 「戦国はるかなれど(上下)」 <私メの内容紹介のリンク、乞御閲覧(^^♪

さて「国宝松江城」である。

エリを正して、登城と参る。

・・・とはすんなり行かず、本当は料金所でこのようなやり取りが(^^;
「あの〜、天守に昇るのにエレベーターあるんですか?」
「国宝なので、一切そのようなものは設置してません。」
「ええっ、階段しか? クーラーは効いてるんですか?」
「国宝なので、クーラーはありません。扇風機がちょっと。」
「ええっ、この暑さなのに?」
「でも、天守閣の上は風が通って涼しいですよ(^^♪」

・・・・しばらく、ヨメとお互いの年齢・体調協議の上、やはりとりあえず国宝に登城することに。

ほの暗い城内は400年前の木材構造がそのまま。
いくら殿サマになってくれ、と言われても、こんな家に住まわされるのならお断りだね(^^♪
まあ、日頃は城内の平屋か江戸の上屋敷にお住まいであったと思われるのだが。

5階くらい昇り、ようやく天守に登上。

そこまで涼しくなかったが、薄暗い内陣よりはマシ。

宍道湖との距離はこんな感じ。


とにかく階段手すり横にリュックを置き、心行くまでサボラさせていただきました。

再び内陣下降、今度は各階の展示をじっくり拝見。
日本の国宝古城ランキング、一位は松本城って?
昔、松本をバイクで通過したときチラリと見たヤツが?姫路城より格上と?

それはそれなりに参考になりました。

とにかく暑いんで、なにが何だかよく分からんのだが?

はい、ご苦労さん。
国宝松江城、終了です。

では、松江城の横側にある気になる建築を探索に。

これは明治期、産業工芸品の博覧会の展示用に島根県が作った施設らしい。
なかなか目を惹く見事な木造和洋折衷ネオクラシック様式である。

一階左翼は喫茶店だった。

正面の綴ら折れ階段から二階に上がると大講堂用展示室。

奥は貴賓室。

貴賓の気品。

2階のテラスに出てみる。
危険故手すりに持たれないでください、とある。

なかなか美しいではないか。

いや、ソッチやなくて(^^;

帰ろうとして外に出ると西欧系単独旅行者に「コレ、なに?」と英語・日本語で尋ねられた。
適当に英語で回答。エイゴ、ニガテ(^^;

「すみません、写真撮ってもいいですか?」
「どうぞ。」
(いや、ヨメの写真撮るので、ちょいと外して欲しい、という意味だったのですが…(^^;)。

内堀周囲を一周して小泉八雲記念館辺りまで

日傘は堀割によく似合う。

あ、顔はないほうが(^^;


この辺りから武家屋敷。

よく見ると室内では首が飛んでいた。

これが小泉八雲の旧宅。

地元ではハーンではなくヘルンさんと書かれていることが多い。

もうアカンので、ここでもう一度観光地巡回バスに乗る。210円

朝と同じルートの後半をもう一度。



市内観光地巡回バスを2周し、これで松江観光は終了とする。

遅い昼食を一畑デパートのドトールで。

看板に出ていたミラノサンド牛カルビを注文。

しかし期待するのが間違いだった( ;∀;)
この後、松江シャミネで地域振興クーポンを使える店を訪ね、4000円分土産物購入。
日本酒・出雲そば、地元の菓子屋の和菓子他。

16;35松江発米子行きワンマンカー乗車。

安来通過、ここから足立美術館に行く計画もあったのだが、また次の機会に・・・って?

道の駅「あらエッサ」の看板を過ぎればもう米子近し。

これ、起きなさい!
米子17時11分着である。 駅前バスターミナルOCAT便発が17:15。
4分! ホームから仮設駅舎の外に出、建設中の駅本舎の前にあるバス停まで4分だよ!
・・・というか、かなり危ない状況だが、まあ、前科もあるので(^^;その辺はなんとかなるだろう、と。

いや、実際に危なかった。運転手サンが駅の方をイライラ眺めているので歩道から手を振り、とりあえず自己主張。席について車内の時計をみると17:15丁度だった。

やれやれ、これで後は眠っていても家に帰れる(^^♪

例によって大山のお姿をカメラに収め。

のんびりと車窓の変化を楽しみ、

やけに連絡電話が多い運転手サンが、車内に断って連絡電話するために大山パーキングに停車させ、他にも要所要所で電話連絡を欠かさず・・・私用だろ(^^;



中国道上月パーキングまではまずまずの夕刻の明るさがあった。

ここから夜になり、松江駅のコンビニで買った稲荷他とお茶などで夕食にし、今回はなんだかそのまま夜の中国道を眠らずに帰ってきてしまった。


vo:[玉造温泉から松江] 2023/7/25(火)15:37 <Re:2023/7/31(月)12:53>
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